南香

このミカンは、海南市の産直の店で買って来ていたのだが、旧年中は温州みかんを食べるのに忙しくて、なんとなく手を付けずにいた。 (2014/01/01 撮影) このミカンは、何年か前にも食べたことがあって、そのときには、爽やかで、それなりに甘いのだが、どこ…

森田みかん、林温州

年の最後なので、名前のわかっている温州みかんを掲げたい。これらは、海南市の産直の店で買ってきたものである。●森田みかん (2013/12/28 撮影) このみかんのラベルには、森田みかんと書いてあったのだが、検索をしていると〈もしかて 盛田温州〉と聞いて…

坂本早生

この品種は、地元の産直の店で買って来たものだが、なかなか美味しかった。今年食べた中でも、かなり上位にくるものと思う。 (2013/12/28 撮影) 買ったものは、非常に小さいもので、おそらく規格外のものと思えるが、それでも十分に甘くて、爽やかな風味が…

石地

ミカンを取り上げるのに少し間があいてしまった。この間にも毎日欠かさずにミカンを食べていたのだが、スーパーなどで売っているものや知り合いからもらったものでは、品種名がわからないものが多くて、書かないで来た。 (2013/12/14 撮影) この石地という…

救馬渓

ジオサイト見学会では、田辺市の方へ戻るときに、時間が足りなくなってきたので、救馬渓は省略して、円月島・臨海周辺だけを見てはどうかと、提案があったのだが、救馬渓をぜひとも見たいという人がいたおかげで、両方を駆け足で巡ることになった。救馬渓に…

天鳥の褶曲

この場所は、このところ書いている「ジオサイト見学会」で訪れた場所ではないのだが、このあたりでは、第一級のジオサイトらしい。和歌山県のレッドデータブックの「地形・地質 」(PDF)では、Aランク(国際的に貴重なもの)となっている。ジオサイト見学…

江須崎の博物誌

前回の橋杭岩に続いて、串本海中公園のレストランで昼食をとり、その後すさみ町の江須崎へ行った。ここでは、植物群落として国の天然記念物に指定されていることが強調されて、地質のことは、ほとんど説明されなかった。それで、〈石ころ百話〉としては〈番…

橋杭岩の津波石

前回のさらし首層に続いて、串本町の橋杭岩に行った。橋杭岩は、この地域の観光スポットでもあり、これまでにも何度も訪れたことがある。今回も、日曜日だったこともあって、しばらく前に開設された道の駅とともに、多くの観光客で賑わっていた。 橋杭岩の地…

さらし首層の潮位

前回の志原海岸の次に、串本町田子の「さらし首層」に行った。この名前は和歌山大学におられた原田哲郎さんが命名されたものらしいが、この名前がなければ、ただ岩が出っ張っているだけの海岸が、これほどまでに注目されることもなかっただろうにと思えてく…

日置川志原海岸の火成岩

先日の12月1日に、「ジオサイト見学会」というものに参加した。このところ和歌山県では、「南紀熊野ジオパーク構想」ということで、「世界ジオパーク」に認定されることを目指して、いろいろ準備をやっているらしい。それで、ジオサイト候補地を83地点(PDF…

「石ころ百話」について

「石ころ百話」というカテゴリーで、文章を書いてみたい。直接のきっかけは、先日「ジオサイト見学会」という行事に参加して、久しぶりに地学や地層のことを勉強したことにある。地学の専門家から、地層や岩石にまつわることを説明されると、その見学場所や…

宮川早生、田口早生、上野早生

このところ、更新をサボっていたら、いつの間にか一ヶ月になろうとしている。温州みかんで、取り上げていない品種を見つけるたびに、写真を撮っているのだが、溜まってしまうと、写真を見ただけでは、どれがどれだったか、まず思い出せない。写真に撮ったと…

アカガネコハナバチ

この小さなハチは、カボチャの葉っぱにとまっていた。 (2013/11/03 撮影)ピンボケの写真しか撮れなかったので、同定できるとは思わなかったのだが、脚が黄色くて、触角が長く伸びているいることを特徴点として、いつもの福光村昆虫記を眺めていると、アカ…

サツマイモ2

我が家の家庭菜園で、サツマイモの花がひとつだけ咲いていた。 (2013/11/05 撮影) サツマイモは、路傍百種のかなり初期(2009年9月15日)に取り上げたようだ。サツマイモは、家庭菜園を始めて以来、毎年植えているから、今年で6年目になるが、花を見たの…

ナツアカネ

アカトンボらしい真っ赤なものが畑の支柱に止まっていたので、写真に撮った。 (2013/11/02 撮影) いつもの福光村昆虫記や、このサイトでの「アカトンボの見分け方」によれば、胸の模様などから、ナツアカネであるように思える。 我が家に飛んで来るトンボ…

木村早生

この品種は、地元の産直の店で買ってきた。出荷している生産者は一人だけだったので、珍しい品種のように思えた。 (2013/10/27 撮影) 皮をむいているときに、オレンジ色が濃くて、いかにも美味しそうに思えた。実際に食べてみても、濃厚な甘さで、他の品種…

岩崎早生、葵

●岩崎早生 この品種は、海南市にある産直の店で買ってきた。 (2013/10/19 撮影) 比較的大粒で、早生の品種にしては、酸味も少ない感じがする。Wikipediaによれば、「興津早生の枝変わりとして1968年に長崎県西彼杵郡西海町(現西海市)の岩崎伝一によって…

日南の姫

このところ、次々と温州みかんの品種を食べているのだが、掲載が追いつかなくなっている。今回の〈日南の姫(ひなのひめ)〉は、前に〈日南〉を調べたときに、そこから出た新しい品種だと知ったので、見かけたらぜひ手に入れたいと思っていた。地元の産直の…

藍美代子「ミカンが実る頃」

Wikipediaの 〈ウンシュウミカン〉のところをみていると、〈ミカンと歌〉という項目がある。そこでは、〈みかんの花咲く丘〉が真っ先に取り上げられているのだが、私にとってのミカンの歌は、藍美代子の「ミカンが実る頃」が思い浮かぶ。1974年の歌というこ…

ハスモンヨトウ、アスパラガス

●ハスモンヨトウこのイモムシは、庭の片隅に植えているアスパラガスに付いていた。 (2013/10/09 撮影) いつもの岐阜大学教育学部のサイトを見て、模様などから、ハスモンヨトウに似ているように思えた。さらに、【みんなで作る日本産蛾類図鑑V2】でも確認…

ヨモギハムシ

ハムシの仲間は、なんとか同定はしてみても、どうも自信がないので、積極的に写真に撮ることをしていないのだが、以下のものは、ハムシにしては少し大きめで、それに色が茶色いので、今までに見たことのないものだろうと思って、写真に撮った。 (2013/10/08…

ツリガネニンジン

ツリガネニンジンは、野原に生えているのを見たときに、ぜひとも身近に咲いていて欲しいと思う植物だった。今の家に住み始めて間もない頃に移植して、その株は、2年くらいは花をつけたと思うが、いつの間にか消えてしまった。 (2013/10/03 撮影) 今回花を…

トベラ

前回、ヤマモモの若い株を取り上げたので、ついでにトベラの若い株を取り上げておきたい。 (2013/10/08 撮影) このトベラの株は、レッドロビンの生け垣の下から生えて来たものである。おそらく、レッドロビンの枝に、鳥がとまって、そのときに糞をすること…

ヤマモモ

この木は、芽生えを見つけてからおそらく3−4年くらい経っているものと思えるが、つい最近まで名前がまったくわからなかった。 (2013/10/02 撮影) それというのも、根元の方では、葉に鋸歯が強く出て、まるでヒイラギを長く伸ばしたような葉っぱだった。そ…

ヒトスジシマカ、アカイエカ

「路傍百種」が我が家にいる当たり前の種類を取り上げる趣旨からすると、蚊は真っ先に取り上げるべきだと思いつつ、チャンスを逸していた。 ●ヒトスジシマカ この蚊は、庭を歩いていると、肌を露出しているところに、一気に襲ってくるものである。ヤブ蚊と呼…

ゆら、谷本早生

今日、地元のドラッグストアの中の産直コーナーで、また別のミカンを買ってきた。 ●ゆら この品種は、数年前から見かけるようになったもので、極早生の品種としては、人気の高いものらしい。 (2013/09/29 撮影) 今回買ったものも、他の品種に比べてやや高…

宮本早生

今日の昼、妻が地元の産直の店でミカンを買って来た。昨日触れた〈宮本早生〉で、今年で食べ納めということになるかも知れない。 (2013/09/25 撮影) 一応、写真を掲げるが、昨日の日南と並べて比較してみても、とても違いは見つけられなかった。農家の人た…

日南

今年の2月2日の安藤みかんから始まって、6月5日のバレンシアオレンジまで、夏みかんを44種取り上げた。実際には、取り上げたバレンシアオレンジは、特別に早い収穫のもので、メインのものは、7月末から今日まで、ずっと食べ続けて来た。先の週末には、…

アカマダラヨトウ2

前に、ハマオモトヨトウとアカマダラヨトウに触れたことがあった。2009年9月30日だから、路傍百種・自宅編を始めたばかりの頃だった。その後、ハマオモトヨトウはほぼ毎年発生しているように思うが、アカマダラヨトウについては、職場のハマユウで見たことが…

チャバネアオカメムシ

このカメムシも、アカメガシワの上で見つけた。このような緑色のカメムシは、前にもアオクサカメムシ?(幼虫のみ)、ミナミアオカメムシ、イチモンジカメムシなどを同定しているが、一筋縄では行かないことは経験しているので、既知の種類の変異なのか、新…