ヨモギハムシ

ハムシの仲間は、なんとか同定はしてみても、どうも自信がないので、積極的に写真に撮ることをしていないのだが、以下のものは、ハムシにしては少し大きめで、それに色が茶色いので、今までに見たことのないものだろうと思って、写真に撮った。



(2013/10/08 撮影)

頭の部分に半円状の別の色をした部分があるので、それが特徴と思って、いつもの岐阜大学教育学部のページ福光村昆虫記のページを見てみたが、どうもぴったりするものに出会えなかった。

それで、あきらめかけていたのだが、ハムシで Google の画像検索をかけてみると、このサイトのものが比較的よく似ているように思えた。ヨモギハムシということで、体色には変異が多く、赤紫色になるものもいるらしい。改めていつものサイトを見てみると、色が一致しないが、前胸部の側方への出っ張り具合などは似ているように思える。

この個体は、ユウスゲの花茎の枯れたものの上に乗っていた。普通はヨモギに付くということなのだが、すぐ近くにはカワラヨモギが生えているし、普通のヨモギも庭のあちこちに生えている。そこから飛んできて、たまたま止まったものかも知れないが、茶色い色は、枯れた茎の色にマッチしている。次には、ヨモギ類にも注目して観察してみたい。