2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ツマグロヒョウモン2

今朝、以下の写真を撮ったときには、てっきりガの幼虫だろうと思っていた。久しぶりにガの幼虫の同定をしようかと思って、こちらの「幼虫図鑑」のページを見て、しかし特に目星がついているわけではないので、縮小画像の検索で、「幼虫」−「芋虫」−「黒・茶…

ニラバラン

この植物は、私たちが今の家に住み始めて迎えた最初の春の2008年には、芝生や敷地の斜面部分などのいくつかの場所で生えていた。今もほぼ同じような場所で生えていると思うが、周りの植物が伸びてきたせいか、以前に比べると少し勢いが衰えて来たような気が…

コクロヒメテントウ、ハリブトシリアゲアリ、アリマキ

たまたま、我が家のレッドロビンの葉っぱの上で、以下のような写真を撮った。我ながら、なかなかうまく撮れたと思うのだが、問題は、ここからどのようなストーリーを読み取るかだろう。 (2010/05/22 撮影 )まず、撮影をするときに思ったことは、少し前にナ…

キキョウソウ

この花は、オオイヌノフグリやタチイヌノフグリを合わせたような葉っぱの感じで、それよりは少しサイズが大きくて丸味を帯びたものが、畑のウネの周辺で生えていると思っていたら、花も意外と立派なものが5月の中頃から咲き始めた。 妻も認識していたようで…

チガヤ、ギョウギシバ

我が家の敷地の半分は、私たちが住むようになるまでは空き地として放置されていたので、前に取り上げたススキやメリケンカルカヤを含めて、イネ科やカヤツリグサ科の植物が覆っていた。住宅地内の他の空き地がそうであるように、管理人さんが年に何回かは草…

マツヨイグサ、コマツヨイグサ、ユウゲショウ(赤花、白花)

今、我が家で咲いているマツヨイグサの仲間を取り上げたい(どの花も4月下旬頃から咲き続けている)。マツヨイグサとか月見草ということで認識していたが、こういうブログにでも書くことがないと、なかなか正確な名前までは同定しないままで来ていた。 マツ…

スイバ

先にベニシジミについて触れたときに、幼虫の食草がスイバであると書かれていたので、我が家に生えているスイバについても注目していた。我が家のスイバは、入り口の角地のところに大きな株が生えていて、それは私たちが住み始めた時からあったように思う。 …

ナミテントウ

先にベニシジミについて触れたときに、写真の模様だけで同定出来たことで、チョウの模様の重要性を述べた。今回はその逆で、模様がまったくアテにならないという種類である。 上のテントウムシのうち最初の2つを見つけたときには、模様も明瞭だから、簡単に…

ニワゼキショウ、オオニワゼキショウ

ニワゼキショウは、今の家に住み始めて迎えた最初の春(2008年)には、既に多数が生えていたと思う。そして次の年には、畑を作ったり、通り道が決まっていったときに、その周縁部に非常に増えて来て、薄い赤の小さな花にもかかわらず、満開のときにはなかな…

キツネノボタン、アメリカフウロ

今日取り上げる植物は、とくに関連はないのだが、どちらもある程度のグループはわかっていて、このブログに書くために、同定を試みた種類である。●キツネノボタン この植物が我が家の庭で生えているところは、水生植物用に水鉢を2つ並べているすぐ横に限ら…

スズメノヤリ、アオスゲ

昨年の秋に、カヤツリグサ科の植物として、ナキリスゲとクグテンツキを同定したときには、顕微鏡まで使いながら、なかなか自信のある同定が出来なかった。春になって、また別のカヤツリグサ科の植物が生えてきたので、嫌だなあと思っていたのだが、今回は絵…

畑で開花した作物:ブロッコリー、シュンギク

我が家の畑では、植物のあらゆることを観察しようとするものだから、作物としては終わっていても、なかなか片付ける気になれなくて、結局、次の植物が植えられなくて困ることになる。 (2010/05/02 撮影 )上の写真では、サヤエンドウがほとんど終わったのだ…

チャコウラナメクジ

畑でイチゴが実っているのだが、その実がナメクジに食べられるので、ついに業を煮やして、イチゴの周りのナメクジの徹底退治を行った。以前、パンジーの花びらがナメクジに噛じられると妻がこぼしていたのだが、花壇の花ならば我慢ができても、イチゴについ…

ハハコグサ、チチコグサ、チチコグサモドキ

ハハコグサ・チチコグサの類いについては、正確な名前は調べたことはなかったのだが、我が家の庭にあるものは、外来のチチコグサモドキなどが占めているものと思っていた。しかし、よくよく眺めていると、在来(とは言っても、史前帰化植物らしいが)のハハ…

シラン

シランは、私が住んでいる住宅地内で、かなりよく生えている。それというのも、小高い斜面を切り開いた分譲地なので、元々自然に分布していたこともあるのだろうが、住民の人たちが、それぞれの家の花壇に植えるなど、積極的に増やしていることもあるのだろ…

ハナイバナ、ワスレナグサ

ハナイバナは、早春の3月頃から咲いていた。最初、キュウリグサという名前を知っていて、それに似ているようでどこか違うと思っていたら、いつもの植物雑学辞典によれば、キュウリグサよりも花が少なくて、「葉と葉の間に花が付くという意味で「葉内花」で…

ゴマノハグサ科の植物:トキワハゼ、オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ

連休中、畑の畝作りに精を出していて、その作業に追われて、植物自体はあまりゆっくり観察しなかった。春の植物も、少しずつ入れ替わっているようだが、春の初めころの植物で取り上げていないものもあるので、それらも含めつつ取り上げたい。前回のマツバウ…