2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ハエいろいろ

5月も終わりなので、これまでなかなか同定できずに保留になっていたハエ類を一気に掲げる。ハエ類としては、これまでに11種を取り上げているようだが、○○の一種として掲げているものも多い。ハエ類の同定がそれだけ難しいということだろうし、標本も残さず…

ムネアカサルハムシ

ハムシのような小さな甲虫類をまともに同定できるなどとは思っていないのだが、今回の種類は、胸がオレンジ色で、腹部が黒色だということで、いつもの岐阜大学のハムシ科のサムネイルを片っぱしから開きながら、同定した。 (2012/05/25 撮影) ムネアカサル…

ムラサキカタバミ

この植物は、ネタ切れになったときに、いつか取り上げようと思っていたものだが、ゴールデンウィーク中から、いろいろな生物が見つかって、なかなか取り上げる機会がなかった。 (2012/05/13 撮影)私達が住み始めたときには、カタバミはそこら中に生えてい…

蛾の幼虫いろいろ:トビネオオエダシャク、マイマイガ、ヨモギエダシャク、トビモンオオエダシャク

昨日は蛾の成虫を掲げたので、今回は蛾の幼虫をまとめて掲げる。 ●トビネオオエダシャク この種類は、畑をひっくり返していたら、ヒョコヒョコと歩き出してきたものである。元々はなにかの草か作物に付いていたのかも知れないが、模様が特徴的なので、同定で…

リンゴコカクモンハマキ、ナカノホソトリバ

蛾を同定するときに、なんの仲間なのかわからない場合には、いつもの岐阜大学のサイトで蛾の一覧から、形の似た科のところを片っ端から順番に開けて行って、“絵合わせ”をやっている。 (2012/05/09 撮影)この蛾は、当初はどの科であるのかさえ、なかなか定…

変な昆虫:ナモグリバエ、コマユバチ、ヒラタアブの幼虫

この春から写真に撮ったもので、ちょっと“変な昆虫”を取り上げたい。知っている人からすれば、なんてことはないものかも知れないが、私にとってはちょっとびっくりするようなものだった。 ●ナモグリバエ この週末に、畑のサヤエンドウのウネを片付けた。最後…

ヒゲジロハサミムシ

このハサミムシは、収穫したイチゴの中から出てきたものである。イチゴの表面にダンゴムシやナメクジが食べた跡として、穴が開いていたりする。ハサミムシは肉食性ということだから、イチゴの穴に潜り込んでいるダンゴムシを食べようとして入り込むのだろう…

イチゴいろいろ:ヘビイチゴ、ワイルドストロベリー、イチゴ

●ヘビイチゴ このヘビイチゴは、花壇を縁取りしているレンガに沿って生えている。最初、黄色い花が咲いていたようなのだが、春には黄色い花(マメ科やキク科などの)が多いので、それらに紛れて気がつかなかった。 (2012/05/13 撮影)果実が実っているのを…

キンジソウ

このキンジソウ(金時草)という野菜は、2年ほど前にひょんな事がきっかけで、同じ住宅街の少し離れたところに住んでいる方から頂いた。キンジソウで検索すると、加賀野菜として、水前寺菜として、また沖縄では「はんだま」として、知られているらしい。食…

春に見られた甲虫類

春になって昆虫が一気に出てきて、同定や掲載が追いつかないので、春から見つかったもののうち、新たに同定できた甲虫類をまとめて掲載する。 ●カタモンコガネ ノイバラのところで触れたように、その花のところに群がっていて、交尾をしている個体も多く見ら…

ノイバラ

今の家に住み始めたときに、ところどころでイバラの小さな芽生えがあって、そのトゲがなにかと痛いので、剪定ばさみで大きくならないうちに切っていた。ところが、ある一角で大きく伸びてしまった枝があったので、そのまま放置することにした。そのうちに花…

ホオズキカメムシ

春になって、見たことのない虫がどんどん見つかるのだが、同定が追いつかなくて、写真が溜まって行っているが、以下のカメムシは比較的簡単に同定できたので、掲げる。 (2012/05/13 撮影)これまでにカメムシは7種を取り上げたようだ。しかし、まだまだカ…

今年初めて見つけた春の草:ヤブチョロギ、タツナミソウ、ムシクサ

少し時期が過ぎてしまったが、我が家の庭で、今年になって初めて見つかった春の草を取り上げたい。●ヤブチョロギ この植物は、春の初めに、庭の隅で妻が見つけた。ホトケノザとはちょっと違った花が生えている、とのことだった。 (2012/04/21 撮影) そのと…

春に咲く樹木の白い花:ユキヤナギ、コデマリ、ウツギ(卯の花)

花が咲く木を、妻がいろいろ植えているのだが、栽培種の花には興味を惹かれないこともあって、これまではほとんど注目して来なかった。今年の春の間、虫が集まってくる花もあって、少しは認識を新たにした。花の時期はすっかり終わってしまったが、春のうち…

チビヒメハナバチ

(2012/05/20 追記):上のコデマリのところに付いているハチの写真を思いっきり拡大して眺めていると、全体の体型や触角の伸び方などから、ヒメハナバチの仲間だと思える。そして、いつもの福光村昆虫記をはじめとして、多くのサイトでこの仲間の同定は難し…

ハルジオン、ペラペラヨメナ

前回のヒメマルカツオブシムシは、先月末から今月にかけて、かなり目立つようになってきて、白い花などでは、ごま粒をまぶしたように付いていることがあった。今回は、その白い花の例として、ハルジオンを取り上げる。 (2012/05/04 撮影) (2012/05/12 撮…

ヒメマルカツオブシムシ

小さい甲虫のついでに、ヒメマルカツオブシムシを取り上げたい。 (2012/04/28 撮影)この種類は、2010年にもレッドロビンの花に止まっているのを見つけたことがある。そのときは、同定に手間取って、名前がわかったときには季節が過ぎてしまっていた。今回…

フタイロカミキリモドキ、モモブトカミキリモドキ

4月の中頃から、庭にコデマリの花が咲いていて、その花に多くの虫が集まって来ている。 (2012/04/21 撮影) こういう小さな甲虫類をきちんと同定することには、とても自信はないのだが、いつもの岐阜大学の甲虫類の科名の一覧から、それらしいものを順番に…