2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

オオキバナカタバミ

春は、黄色い花が多い気がする。昆虫などに、見え易くするためなのだろうか。その黄色い花の中で、我が家で異彩を放っているのが、以下のカタバミである。オオキバナカタバミというらしい。2月の中旬頃から咲いている。 周囲の住宅の庭にも生えているのを見…

ナノハナ

我が家の畑に、菜の花が植わっている。菜花として食べるためもあるのだが、一昨年は、ポツポツと咲いただけだったのが、こぼれ種が少しずつ増えて来て、今年は枯れ草を積んでいたところから自然に生えて来たもので、菜花が食べ放題だった。そのような食用の…

オランダミミナグサ

昨日のホトケノザと並んで、我が家の畑に“雑草”として蔓延っている植物が、オランダミミナグサである。 実は、この植物は、ハコベの仲間だろうとは思っていたが、名前は知らなかった。なぜ、ハコベの仲間だと思ったのかは今となってはわからないが、ハコベの…

ホトケノザ

冬の間、生物の動きがあまりなくて、それに夜明けが遅くて、通勤前に写真を撮るような明るさになっていなかったりして、「路傍百種」をサボっていたが、そろそろ再開したい。再開の最初には、ホトケノザを取り上げたい。この植物は、秋の頃から芽生えが目に…

Simpson の隣接関係と「XはYがZだ]

ほぼ一年ほど前に、「G.G. Simpson と レトリック - ebikusuの博物誌」の中で、association by contiguity ということで、Simpson のいう隣接関係について触れた。その個所の英文は、以下のようなものである。 ... the relationship between a plant and the…

「象は鼻が長い」とメトニミー7

前回に、「XはYが」で、クラスと特定のものが入り混じっているときには、どうやら非対称性があるようだ、と述べた。それで、XとYのそれぞれについて、クラスと特定のものの組み合わせを列挙して考えてみよう。 クラス−クラス 魚は鯛がうまい クラス−特定…

「象は鼻が長い」とメトニミー6

「象は鼻が長い」で検索していたら、以下の学会の講演要旨が引っかかってきた。日本言語学会第100回大会(1990)口頭発表要旨 「XはYがZ」文の幾つかの変種―‘再主題化’と分析されるものなど― 菊地 康人 短い文章なので、ぜひリンクを参照してください。 そ…