2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

大阪府立博物館の責任者?

大阪府立の博物館を批判することで、橋下知事と同じようには見られたくないのだが、今ある大阪府立の博物館のいくつかについて、誰がどのようにしてあのような施設をつくったのかずっと気になっている。たまたま見つけたホームページで、そこに掲載されてい…

滋賀県の博物館行政

先に書いた「大阪府立博物館と橋下知事」という記事にいただいたコメントに、滋賀県の琵琶湖文化館の休館のことがあったので、滋賀県の博物館のことについて、少しネットで調べてみた。よく事情がわからないところもあるのだが、今の時点で思っていることを…

博物館とレプリカ2:いろいろなレプリカ

先に、海洋堂のフィギュアと博物館のレプリカを対比したが、いろいろなレプリカ(模造品)について考えてみたい。そんなことを考えていたら、先の記事の翌日(3/20)のニュースで、法隆寺の「秘宝展」があるということで、玉虫厨子のレプリカのことが報じら…

「責任者出て来い!」という話

橋下大阪府知事が、府立施設へ行って、マスコミ受けする話をするたびに、「そうではないだろう」、そんな末端の公務員の揚げ足をとることより、もっと根本の責任者を問い詰めろよと思って来た。博物館で言うならば、その博物館の構想を決めた人間は誰なのか…

博物館とレプリカ1

レプリカのことで、いろいろ書いたので、ネットの情報も少し調べてみた。博物館学などという学問があって、今どきの大学生は、学芸員の資格をとるときに講義も受けるそうだから、このようなレプリカの意義などといったことも触れられているのかも知れないが…

レプリカの意義

たまたま近くの図書館で、『標本の作り方―自然を記録に残そう (大阪市立自然史博物館叢書 2)』という本を見ていたら、「レプリカの意義」というコラム(p46)があった。その中で、 博物館で実物でなくレプリカを展示していることが多いわけが、おわかりいた…