2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ワタノメイガ2

小型のガは、同定できていないものがいくつかあるのだが、今回の種は、模様が特徴的なので、なんとかなるのではないかと写真に撮った。 (2011/09/24 撮影)いつもの岐阜大学のサイトで、ガのところをじっとニラんで、たぶんネモンノメイガだろうと同定した…

スズバチ、セグロアシナガバチ

昨日、ハチを取り上げたので、他のハチについても取り上げたい。相変わらず「福光村昆虫記」のすばらしい写真に頼った絵合わせの同定なのだが、それでも腹部のくびれ方や模様などのパターンで、少しずつ区別点がわかってきた。 ●スズバチ (2011/09/23 撮影…

ツマアカベッコウ

このハチは、家の中に迷い込んで来ていたものを、妻が採集してくれた。これで「路傍百種」に一種が加わるだろう、ということらしい。それで部屋の中で撮影したら、意外と暗かったのか、ピンボケの写真ばかりだった。実物の方は逃がしてしまったので、マシな…

博物館のレプリカと、芸術品の贋作

先に、「いつ贋作か――贋作の記号学メモ」の感想という記事を書いた。このようなことに興味を持ち始めたのは、博物館のレプリカのことを考えたことがきっかけであるから、美術館(これも広義の博物館だろう)における贋作のことを対比して考えてみると、なか…

ヒナバッタ

我が家の庭で、草の生えたところを歩くとバッタがいっぱい飛び出すのだが、そこにそーっと近づいて写真を撮るのも、また同定するのも難しくて、これまで手をつけずに来た。今年は、草が伸び放題になったところが多いせいか、バッタも増えた気がする。 (2011…

「いつ贋作か――贋作の記号学メモ」の感想

いつも勉強させてもらっている「現在思想のために」というブログで、「いつ贋作か――贋作の記号学メモ」という一連の記事が目についた。おそらく、この記事は以前にも読んだ気がするのだが、少し前に「パースのレプリカと博物館のレプリカ」という記事を書い…

サカマキガイ

庭の真ん中に水鉢をふたつ置いていて、その中に水草を入れて、この地方の珍しい種類やきれいな花でも咲かせようと思ったのだが、ロクに世話をしなくて、新しいものも採集して来ないので、特に興味を惹くような種類も出現しないままで来ていた。先週に台風が…

ギンツバメ

(2011/09/09 撮影)今朝、庭の散歩をしていて、見つけたガである。かなり特徴的な模様をしているから、そのうちに同定できるものと思って、写真に撮った。いつもの岐阜大学のサイトのガのところをじっとニラんで、それらしいところを開いて行ったのだが、ピ…

「パースの記号分類」をいくつかの例に適用

先に、パースの記号の十のクラスについて触れたので、実際の例でどのようにあてはまるのかを考えている。ここでは、前にも取り上げた菅野氏の「現在思想のために」というブログにある「『記号の分類学』から『記号機能分析』」という記事で扱われたものを、…