ヒナバッタ

我が家の庭で、草の生えたところを歩くとバッタがいっぱい飛び出すのだが、そこにそーっと近づいて写真を撮るのも、また同定するのも難しくて、これまで手をつけずに来た。今年は、草が伸び放題になったところが多いせいか、バッタも増えた気がする。



(2011/09/19 撮影)

おそらく、このバッタが、我が家の庭で一番多いものだと思う。いつもの「福光村昆虫記」のページをじっと睨んで、ヒナバッタではないかと思うのだが、どうだろうか? いかにも地面で目立たない模様で、取り立てて特徴がないのだが、胸部の背中が、外側に鈍角三角形に広がっているところなどから、この種類ではないかと思った。

バッタ類は不完全変態なので、小さい時からすこしずつ変化していくところが、かえって同定には厄介なものとなっている。これから、秋になって、どの種類も成熟してくるだろうから、少しずつでも、分かる種類を増やして行きたい。