南方熊楠のこと

[南方熊楠]というカテゴリーを作りたい。このブログを始めたときに、ebikusu は海老楠ということだから、南方熊楠のことを多少は意識していた。しかし、熊楠のことに非常に興味を持っていたかというと、それほどでもなくて、熊楠の書いたものをどれくらい…

カウンターが50万超え

このブログのカウンターが少し前に 50万を超えたようだ。この50万という数字は、私自身がアクセスしたものや、私が記事を更新をするときにアクセスしたものも、回数に含まれているので、2割くらいは水増しになっているように思う。昨年は、まる一年間全く更…

ゴマフリドクガ

1ヶ月前に見たガなのだが、ここに掲げる。 (2015/09/29 撮影) 同定のときにいつも利用させてもらっていた岐阜大学教育学部のサイトを、久しぶりに見て、意外と簡単にゴマフリドクガにたどり着いた。さらに、【みんなで作る日本産蛾類図鑑V2】も見ても、ゴ…

クサカゲロウの幼虫?

昨日久しぶりに書いたので、それに続いて、以前に写真を撮ったものを掲げておきたい。 (2015/09/30 撮影)この写真を撮ったときに、なにかの幼虫で、たしかクサカゲロウの幼虫がこんなものだったのではと思ったものだった。ネットでクサカゲロウの幼虫の写…

サツマシジミ

ブログを書くペースが乱れてしまって、半年ほど書かなかったことになる。路傍百種も500種を越えて安心してしまったのか、ちょこちょこ新しい種類も見つかったりするのだが、載せないままで来てしまった。それでも、このサツマシジミは掲げておきたい。今年の…

ツルギアブの一種、ハナバエの一種(茶色い翅)、マルボシヒラタヤドリバエ

4月も後半になって、生物の動きも活発になって来て、新しい写真もたまって来たので、順次掲げて行きたい。まずは、同定の難しいものを一気にかたづけたい。 ハエの仲間は、これまでも同定できないままに、何度か掲げている。前に掲げたものも忘れかけていて…

五百種到達:500種といっしょに暮らす

上のトビで、路傍百種自宅編は、500種に到達した。400種に到達したのが2012年の8月末だったから、二年半くらいかかって新たな100種を付け加えたことになる。2013年の5月頃には450種を超えていて、500種突破もそんなに遠い話ではないと意識し始めたところで…

トビ

トビは、別に珍しい生き物でもないだろうが、我が家の庭で見ることは、意外となかった。たまたま庭から見える電柱に止まっていたので、写真に撮った。 (2015/04/04 撮影) 我が家は、海岸からそれほどは離れていないと思うのだが、トビの探索範囲からは外れ…

太陽光発電装置を設置する意義2:人生との関わり(車との対比)

前回、太陽光発電の環境に対するメリットを一生懸命考えたのだが、あまり目ぼしいものは思い浮かばなかった。そのときに、車を購入することとの対比を、少し考えた。ちょうど、我が家の太陽電池は、車を購入するのと同じような出費だった。実際には、私の場…

太陽光発電装置を設置する意義1:環境との関わり

2013年の4月末に「太陽光発電の不公平さへの補足」という文章を書いてから、まる2年になろうとしている。我が家に太陽電池を設置してからだと、2年半になる。この間に、太陽光発電に対する状況もずいぶん変わったと思うが、以前に少しずつ書いていたこと…

紅まどか

久しぶりに、「ミカン」シリーズも、新しいものを書き足してみたい。 (2015/04/02 撮影)この紅まどかは、近くの産直の店で買った。大きくなる文旦系にしては、比較的値段が安くて、一番大きなものを買ったのだが、280円だった。生産者の方でも、まだ味に自…

コツバメ

またしても、しばらく書かないで来た。この冬は寒くて、朝の庭の散歩もサボっていたのだが、やっと春らしくなってきて、少しずつ生物の動きも見られるようになってきた。路傍百種についても、サボり癖がついたので、一時期ほどの熱心な観察には戻れないかも…

熊楠の曼荼羅とプチプチシート

家でコーヒーを飲んでいて、お菓子を包んであったプチプチシートを、妻がつぶしているのを見ていると、伝染したかのように、つぶしたくなってくる。この一連の過程は、前に掲げた熊楠の曼荼羅に対応するのではないかと思えてきた。 私たちの前に、たまたまプ…

「事」は「記号」である。

前回、熊楠のいう「事」は、パースの「記号」に対応することを述べた。南方曼荼羅が読み解けた気がして、思わず書いてしまったのだが、もう少し補足したい。そんなことを思っていたら、年が明けてしまったが、2015年の最初の書き込みとしたい。物と事の区別…

パースの記号論による南方曼荼羅の読み解き

前回、熊楠とパースとの関連について書いたが、鶴見和子のような有名人なら、その関連性を指摘するだけでインパクトもあるのだろうが、私がこのブログで書いたところで、単なる思いつきを述べているように思われるだけだろうから、そのとっかかりだけでも示…

南方熊楠とパース

なんとも長い間、ブログを書かなかった。前に書いたのが、8月のお盆の頃だったのが、もうすぐお正月を迎える時期になってしまっている。11月頃から、南方熊楠のことを考える機会があって、前回も南方熊楠のことを書いているので、そこから話をつなげたい。 …

明恵と南方熊楠

前回の記事で、「明恵の思い」から「蘇婆河 − 海 − 鷹島 ー 石」という物の連なりを考えたときに、華厳経のことを意識していた。私の仏教の知識は、実に怪しげなもので、なにかを理解しているなどとは、決して思ってはいないのだが、それでも、華厳経におい…

鷹島の石

鷹島の石に興味をもったことの発端は、妻の高校時代の友人が、和歌山県の湯浅町に住んでいて、今年の春の花見の時期に訪ねたときに、明恵上人の「われ去りて のちにしのばむ人なくは 飛びて帰りね鷹島の石」という歌を教えてもらったことである。歌の意味を…

ムラサキシジミ

このチョウは、数日前に、ムクゲの植え込みのところを飛んでいるのを見つけた。 (2014/07/17 撮影) 飛んでいるときには、翅の青い色が非常に印象的だったが、とまったものでは、翅は茶色っぽい色で、それでも特徴的な模様なので、たぶん簡単に同定出来るも…

ムクドリ

一昨日、久しぶりに書いたので、その勢いで、以前に写真に撮っていたものを掲げる。鳥については、識別は出来ていても、うまく写真に撮れなくて、残っていたもののひとつがムクドリだった。 (2014/06/19 撮影) (2014/05/25 撮影) 我が家の庭に来るのは、…

ラミーカミキリ

前回ブログを書いたのが2月だから、4ヶ月間もブログを書くのから遠ざかっていたことになる。書くネタはいくつもあって、写真も撮ったりしていたのだが、いったん書かなくなってしまうと、なかなか書き始められないままで来ていた。昨日、ちょっと目立つカミ…

佐藤の香

この〈佐藤の香〉という品種は、地元の産直の店で一人だけが出荷されていたものだが、見たことのないものだったので、躊躇なく買ってきた。 (2014/02/17 撮影) 試食をしたときには、少し過熟かと思ったのだが、買って来たものでは、濃厚な味で、しかも爽や…

あまか(天香)

このミカンは、近くのスーパーで購入したものである。一袋が198円で、皮に傷がついているものが多かったから、規格外のものだったのだろう。 (2014/02/11 撮影) 食べた印象は、少し過熟気味で、しかも水臭い感じがして、必ずしもベストの品質ではないのだ…

はやか

このはやか(早香)という品種は、以前にも食べたことはあったのだが、このミカン・シリーズでは取り上げるチャンスがなかった。 (2014/02/02 撮影) 品種について調べてみると、(今村温州×中野3号ポンカン)のかけ合わせらしい。たしかにポンカンの風味が…

べにばえ、太陽柑

今回取り上げるみかんは、どちらも紅色のみかんで、食べ比べてみるまでは、違いがよくわからなかった。●べにばえ (2014/01/31 撮影) このみかんは、濃いオレンジ色で、濃厚なオレンジの味がして、いかにも最近の品種という気がする。品種の説明を見てみる…

青島温州、大津みかん

この2種類の温州みかんは、海南市の産直店で買ってきた。我が家では、お正月が済むと、温州みかんから晩柑類へ乗り換えるので、通常ならば温州みかんへの興味はなくなるところなのだが、また新たに未知の品種が見つかったということで、購入することになっ…

ありあけ

このところ、新たなミカンの品種を次々と買って来ているのだが、写真と、品種調べと、文章を書くのが追いつかない。少し前に買ったものだが、〈ありあけ〉を取り上げる。 (2014/01/19 撮影) このミカンは地元の産直の店で買ったものだが、当地ではまだ珍し…

太田ポンカン

昨年、ポンカンを取り上げたときには、背の高さによって、高しょう系(高床系)と低しょう系(低床系)があることまでは触れたのだが、品種の区別については自信がなかった。今回、太田ポンカンと明記して売っているものがあったので、比較して取り上げる。 …

西南のひかり

このみかんは、先の連休中の1月12日に、地元の産直店で買って来た。 (2014/01/13 撮影) 爽やかなオレンジの風味がして、しかも皮がむき易くて、なかなかよく出来た品種であると思う。しかし、なにが特徴かというと、ラベルにβ-クリプトキサンチンを含むと…

しめ縄、ダイダイ、葉付き小みかん

以前は、お正月にしめ縄を飾る習慣はなかったのだが、今の家に住み始めて、なんとなく購入するようになった。それでも、最近は地域でも廃れて来ているのか、飾っていない家も多い。いつ片付けるのかもよくわからないまま、成人の日あたりまで飾ってきた。 (…