2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

マンリョウ

我が家の庭にあるマンリョウも、赤い実が色付いている。この植物も、前の住人の方が植えておられたようだ。ナンテンの実を気にすることがなかったら、この植物も特に気に留めることもなかっただろう。森の観察会で、「千両、万両、ありどおし」という言葉を…

ナンテン

冬を前にして、いろいろな木の実が目立ち始めた。我が家でも、ナンテンの実がかなり目立っている。少し前に、友人のホームページで、ナンテンという名前から「難を転じる」こと、それに進物のお返しに葉っぱを添えること、鬼門の方角(北東)に植えられるこ…

アメリカミズアブと生ゴミコンポスト

いくつかの種類のアブを紹介したので、我が家で最も身近なアブも紹介する。我が家では生ゴミを堆肥にするために、コンポストを利用しており、そこに湧いているウジである。生ゴミを処理しようとすると、必ず湧いてくるらしくて、コンポスト関連のホームペー…

ナルトサワギク

我が家の駐車スペースの隅に黄色い花が咲いていた。春に咲く花の先駆けかと思ったが、これまでに見たことのないものだったので、写真に撮った。ネットで調べると、どうもナルトサワギクということらしい。環境省の特定外来生物に指定されているとのことで、…

廃校のレトリック

先に、廃校について触れたことがある。そのときには、文章全体としては、学校を生物個体になぞらえるアナロジーのつもりだったが、今から思えば、学校をindividual になぞらえ、廃校を死体になぞらえることのそれぞれが、メタファーを構成しているのだった。…

ナミハナアブ

我が家のツワブキの花に、また別のハチかアブのようなものがいたので、写真に撮ってみた。腹部に「エ」の字のような独特の模様がついていることから、どうやらナミハナアブという種類らしい。秋も終わりになって、昆虫もほとんど見えなくなったと思っていた…

「分類思考の世界」の感想:メタファーで語られた分類学

三中信宏「分類思考の世界 − なぜヒトは万物を「種」に分けるのか」という本が出て、注文していたのが10月末に着いたので、パラパラと読んでいる。今年の初めに、この本の元になった連載の「生物の樹・科学の樹」を通読したことがあったので、今回は興味のあ…

ジョロウグモ

秋になると、いつもジョロウグモのことが気になる。巣のどこかに小さな雄がいて、まさに矮雄である。なぜ雄が小さいのか、考えてみたくなる。雌雄が一緒に写った写真を撮ろうと思いつつ、冬が近くなって、我が家の周りのジョロウグモの巣も減って来たようだ…

コノテガシワ

我が家の玄関のところにコノテガシワが3本植わっている。前の住人の方が植えたもので、以前は丁寧に剪定がされていて、3本揃ってきれいな形をしていたのだが、私たちが住み始めてから、伸び放題に放置しているので、段々形が乱れて来た。明らかに栽培用の…

イヌタデ

昨晩あたりから少し寒くなって、我慢し切れずに部屋に石油ファンヒーター入れ始めた。秋の植物もそろそろ終わりなので、今までに触れられなかったものとして、イヌタデを取り上げたい。 (2009/11/01 撮影)このイヌタデは、我が家の庭では、おそらく唯一の…

ウスモンミドリカスミカメ

こちらの種類は、あまりに小さいので、同定出来るとは思わなかったのだが、全般的な形からカメムシではと思って、その後、全体的な形からカスミカメムシの仲間ではないかと思って、それにツワブキの上に付いていることを検索語に入れて、ウスモンミドリカス…

ツマグロキンバエ

ハエのようで、口の部分が特徴的に出っ張っているからなんとかなるかと思ったのだが、上のオオハナアブに引っぱられて、アブの方を探していたら、ぴったりしたものがなくて、同定をあきらめかけたのだが、ハエのほうを見たら、なんとなく一致するものとして…

オオハナアブ

この昆虫は大きいので、なんとか同定できるのではないかと思った。そのことが、今回写真を撮るきっかけにもなった。最初はミツバチの仲間かと思って、ハチのところを調べていたのだが、ぴったりするものに出会えず、もしやと思ってアブのところを見て、なん…

ツワブキの花に集まる昆虫

週末の土曜日(14日)の昼間に、ツワブキの花を見ていたら、意外と多くの虫が来ていることに気がついた。とても同定出来るなどとは思わなかったのだが、ネットのページを眺めていると、これまた意外なことに目星がついたようなので、以下に掲げておきたい。

ススキ

ススキは、秋の植物で、我が家に生えている数少ない“自然”のものだろう。つまり、栽培植物でもないし、帰化植物でもない日本在来のもので、私たちが住み始める前から生えていたものである。それでも、分譲地を造成するために、小高い丘の斜面を削って、裸地…

ラッカセイ

昨年に続いて、今年もラッカセイを畑に植えた。先の週末に掘り返したのだが、今年は昨年に比べて収穫が少なかった。夏場に雨が少なくて、そのときに成長が良くなかったこともあるのだろうが、なによりも、一年目は珍しくて育てるのに熱心だったのが、二年目…

コセンダングサ

センダングサの仲間はひっつき虫なので、どこかでくっ付けてくるのだろう。我が家の庭にも、今年なってからも何度か芽生えているのを見つけた。たいていは花がつく前に抜いてしまうので、大きくなるまでは育てないのだろう。抜き忘れたようなものが、花をつ…

カタバミ

昨晩から、少し荒れ模様の天気で、写真が撮れないので、少し古い写真から取り上げたい。カタバミは、特に気にも留めないような植物で、どちらかというと栽培している植物を覆ってきて、邪魔物と見なされる植物だろう。先にヤマトシジミを取り上げたときに、…

ヒラタアブ、アシナガバチ、ヤナギトウワタ

11月になって、目に付く昆虫が少なくなったので、少し前に撮った写真の同定を試みた。花に来ていた昆虫ということで、ともに11月1日に撮影したものだが、どちらも写真の角度が悪くて、種類の同定まではいかなかった。ヒラタアブというのは、いろいろな種類…

ツワブキ

11月になって、我が家の庭でツワブキが咲き始めた。周辺の海岸べりなどに自生しているから、在来の種類ではあるのだろうが、実際に我が家の庭にあるのは、たぶん前の住人の方が植えたものと思われる。駐車スペースを岩組みで取り囲んだところに、海岸の岩場…

アリアケスミレ

庭に、いくつかのスミレの花が咲いている。調べてみると、どうもアリアケスミレらしい。 おそらくこの植物は、2年前に某大学の某植物実験施設の空地に生えていたものをもらって来たのに由来すると思う(もらうに当たっては、管理者の許可を得ています)。そ…

タカサゴユリ

タカサゴユリの種子がはじける季節になって来た。今の家に住み始めた2年前には、ところどころに生えていた程度だったが、今年はもうそこらじゅうに生えて来て、少しぐらい抜いても惜しくはない程度にはびこってきた。この種子を見れば、それも当然のように…

デュランタ、ランタナ、ムラサキシキブ

以下の3種の植物は、どれも“園芸植物”で、我が家の庭に植わっていても、特に興味はなかったのだが、これらはいずれもクマツヅラ科に属するらしい。ところが、Wikipediaの「クマツヅラ科」によれば、この科は多系統であるとのことで、分類が再検討されている…

シマスズメノヒエ

この植物は、イネ科とは思いつつ、これまで名前を知らなかった。穂の出方が、オヒシバのようでいて、根元で分枝するのではなく、バラバラと付いている感じ。それに、紫色の粒々のようなものが目立つが、いつものこのページによれば、雌しべの柱頭らしい。 夏…