紅まどか

久しぶりに、「ミカン」シリーズも、新しいものを書き足してみたい。





(2015/04/02 撮影)

この紅まどかは、近くの産直の店で買った。大きくなる文旦系にしては、比較的値段が安くて、一番大きなものを買ったのだが、280円だった。生産者の方でも、まだ味に自信がないのでこの値段にしたのか、私が食べたものでは、どこか苦味のような雑味が残る感じであった。それでも、色もきれいで、文旦系の味と香りがするから、育て方がうまく行けば、かなり有望な品種のような気がする。


この紅まどかという品種は、以前から名前を聞いたことはあったのだが、文旦の系統として、明確にこの名前のものが特定できていなかった。以前に、晩白柚として取り上げたもので、紅色のものは、この種類かも知れないと思ったりもしたのだが、今回のものは背が低くて、頂部の方に放射状のシワがあって、底部のほうがややくぼんでいたりして、先に食べたものとは違っている。ネットで、紅まどかで画像検索をすると、背の高いものから低いものまであるようだから、実り具合で、形が違ってくるのかも知れない。


このブログの「ミカン」シリーズも、この前に「佐藤の香」を2014年2月19日に書いて以来、書いていない。ずっと書き続けているときには、意地になって書き続けるのだが、間が空いてしまうと、どうも続かないようだ。実際のところ、2013年からまる一年間で、かなりの種類を取り上げたようで、その後、新しいものはぽつぽつと見つかる程度になっている。それでも、すべての出会った種類を網羅するところまでは行っていないので、今後も書き足して行きたい。