スズバチ、セグロアシナガバチ

昨日、ハチを取り上げたので、他のハチについても取り上げたい。相変わらず「福光村昆虫記」のすばらしい写真に頼った絵合わせの同定なのだが、それでも腹部のくびれ方や模様などのパターンで、少しずつ区別点がわかってきた。


●スズバチ



(2011/09/23 撮影)

この写真は、腹部があまりよく写っていないので、その部分の模様がわかりにくいのだが、胸部と頭部の境界部の色のつき方、腹部のくびれた節の黄色い色のつき方などが、スズバチであるように思う。



セグロアシナガバチ


(2011/09/24 撮影)

この写真も腹部の模様がわからないので、自信はないが、胸部に“ブタの鼻マーク”があり、その次の節から2本の黄色い横線があり、その正中線上に黒い筋が入っていて、さらにその後ろの節に黄色い線がないことから、セグロアシナガバチだろうと思える。

アシナガバチが1種同定出来てみると、どうも以前にアシナガバチとして掲げたものは、違うように思える。改めて見返してみると、おそらくは、ミカドトックリバチと思える。追記を書き足しておいた。


このところハチがやたらと増えているように思う。それというのも、畑に毛虫やらイモムシやらがいろいろいるので、肉食性のハチ類を呼び込んでいるのかも知れない。あまりゆっくり止まってくれないので、なかなか写真に撮れないのだが、まだまだ多くの種類を見過ごしているように思う。