オランダミミナグサ

昨日のホトケノザと並んで、我が家の畑に“雑草”として蔓延っている植物が、オランダミミナグサである。



実は、この植物は、ハコベの仲間だろうとは思っていたが、名前は知らなかった。なぜ、ハコベの仲間だと思ったのかは今となってはわからないが、ハコベの仲間としては、がっしりした茎を持った種類だと認識していた。オランダミミナグサという名前も聞いたことがあったが、実物と名前が一致していなかった。

写真を撮ってみて、はじめて花びらに切れ込みがあることに気がついた。それに、その花びらが5枚で、雄しべが5+5で10本、雌しべの柱頭も5分しているようだ。この仲間で、このような5を基本数とすることの意味は、これから勉強しようと思う。

昨年から参照しているこのページによれば、「ヨーロッパ原産の帰化植物」ということである。我が家の庭で、昨年どれくらい広がっていたのか、あまり気にも留めていなかったが、今年は、春らしくなって庭の緑が増えて行くのにつれて、この植物が一気に増えてきたと思う。この写真を撮らなかったら、特に気にすることもなかった植物だけに、しばらく注意して観察して行きたい。



(2010/03/21 追記):我が家の庭に蔓延っている状況の写真を掲げておく。



(2010/03/20 撮影)