畑で開花した作物:ブロッコリー、シュンギク

我が家の畑では、植物のあらゆることを観察しようとするものだから、作物としては終わっていても、なかなか片付ける気になれなくて、結局、次の植物が植えられなくて困ることになる。



(2010/05/02 撮影 )

上の写真では、サヤエンドウがほとんど終わったのだが、花が少しずつ咲き続けていたり、ブロッコリーの花が咲いていたり、サニーレタスやイタリアンパセリの花が咲きそうだったり、ネギの株が残っていたりしていた。それでも、夏野菜を植えるウネを作らないといけないので、涙を呑んで、この部分は片付けた。



(2010/04/24 撮影 )

ブロッコリーは、花芽が次々と出てきて、今年はかなり長い間食べさせてもらった。4月下旬頃から、花を咲かせるようになったが、花を見ると、たしかにアブラナ科4枚の花びらを持っているが、ナノハナの類いに比べて、少し花が大きく、色が薄い。

株を掘り返して捨てるには忍びなくて、別の場所に移植したら、葉っぱはかなり枯れたのだが、タネの部分は大きくなってきた。果たしてタネはできるのだろうか、あるいはF1雑種で不稔なのだろうか。





(2010/05/11 撮影 )

別のウネでは春菊が満開になっている。ネットで検索してみると、春菊の花は、知っている人は知っていて、特に珍しくもないようだが、一昨年の春に、春菊の花が咲いたときには、近所の人が大いにびっくりしてくれたものだった。食用の春菊にこのようなきれいな花が咲くのかと。その年の春菊は、まだ土が悪くて、ほとんど成長してくれず、しかも苦くて、とても食べられたものではなかった。今年はかなり食べたが、それでも店で売っているものに比べると、かなり味が濃くて、薬味としても使えるものだった(我が家では、風味豊かだとか、野性的だとか評する)。

出来れば、この花からタネを採ることも目論んでいる。昨年実ったタネが、畑のウネの間にも芽生えていて、今の時期になって、花が咲いているので気がついたものもある。