ツリガネニンジン

ツリガネニンジンは、野原に生えているのを見たときに、ぜひとも身近に咲いていて欲しいと思う植物だった。今の家に住み始めて間もない頃に移植して、その株は、2年くらいは花をつけたと思うが、いつの間にか消えてしまった。



(2013/10/03 撮影)

今回花をつけたものは、昨年の秋に知り合いのところから株をもらってきたものだと思える。それというのも、どこに植えたか忘れてしまっていて、しばらく前に花をつけているのを見て、初めてここに植えたのかと思ったりした。

いつもの岡山理科大学の「植物雑学事典」によれば、ツリガネニンジンの葉っぱは、季節によって大きく変化するらしい。今回の株が植わっている場所は、雑草などいろいろなものが生えていて、よく注意をしていなかった。それで、他の草と混じって抜いていたような気もする。それでも、大きな根っこから新たな茎が伸び出すということで、刈り取りに強い植物らしい。

花の雌しべの先が3分岐するというので、その写真も撮ってみた。咲いている花も少なくなっているので、今年は終わりのようだ。来年は、もっといっぱい咲いてくれるのを期待したい。



(2013/10/08 撮影)