ベニフキノメイガ、シソ

今週のはじめに台風が通過して、庭の植物もかなり打撃を受けた。これで、一気に秋の生物に入れ替わるかと思ったら、意外と新たな生物は見つからないでいる。それで、少し前に撮ったものを同定した。



(2012/09/08 撮影)



(2012/09/29 撮影)

ガの幼虫なので、群馬大学の幼虫図鑑で、縮小画像で検索のところの「茶色・黒・灰色など濃い色の芋虫型幼虫」のところをじっとニラんで、ベニフキノメイガと同定した。

色が茶色いものから、緑っぽいものまであるようなのだが、正中線上の線状の模様と、黒い点の配置から、この種類だろうと同定した。


ベニフキノメイガで検索をしてみると、シソの害虫として扱われているようである。我が家の家庭菜園では、そこら中に生えているのだが、これまで路傍百種では扱わなかったようだ。





(2012/10/04 撮影)

これらのシソは、前の年に落ちたタネから、この数年、自然に生えて来ている。最初は、赤ジソと青ジソの両方を植えていたのだが、色が混じって来て、中途半端な色になるので、今年は赤ジソを庭の端っこに植えるようにした。いずれにしても、夏の間は、ほとんど使い放題で大いに利用させてもらったが、今回の台風でそろそろ終わりのようだ。