アカマダラヨトウ2

前に、ハマオモトヨトウとアカマダラヨトウに触れたことがあった。2009年9月30日だから、路傍百種・自宅編を始めたばかりの頃だった。その後、ハマオモトヨトウはほぼ毎年発生しているように思うが、アカマダラヨトウについては、職場のハマユウで見たことがあるだけで、自宅で目にしたことはなかった。それが、今年は初めて我が家に出現した。

最初に小さなものが群がっていたところで、その葉っぱを切り捨てればよかったのだが、気を許していると、一気に株全体に広がってしまった。それで、「お前らにアゲルわ」という気分で、放置していたら、それはそれは恐ろしい事態になった。以下の写真は、ちょっと刺激が強いかも知れないので、覚悟の上で見てください。







(2013/09/13 撮影)

(2013/09/15 撮影)

(2013/09/16 撮影)

(2013/09/20 撮影)

(2013/09/21 撮影)

(2013/09/21 撮影)

株の根元に潜り込んでいるものは、葉っぱが巻いている部分を食べ尽くして、おそらくそこでサナギになるのではないかと想像している。幼虫がいなくなったら、食べ尽くされた茎を開いて、探して見たいと思っている。

それにしても、このハマユウの株は、毎年何本かの花茎を伸ばしていたのだが、来年は復活するのだろうか。ガの仲間は、その食草を食べ尽くさない程度に、親がバラバラと卵を産むのかと思ったが、ハマユウは葉っぱも多いから、加減をしないのかも知れない。他にもハマユウの株はあるのだが、そちらには産みつけられていないようだ。

アカマダラヨトウは、ハマオモトヨトウに比べると、さらに南方系の種類で、珍らしいものらしい。今年の夏が暑かったことも影響しているのかも知れない。