昆虫で二百種到達

昨日のチャミノガヤドリトガリメバチチャミノガで、路傍百種・自宅編は、昆虫で二百種になった。昆虫で百種に到達したのが昨年の8月だったから、ほぼ1年で百種の昆虫を見つけたことになる。


その種類構成をみると、双翅類33種(ハエ17、アブ16)、ハチ類23種、アリ類2種、鱗翅類59種(チョウ19、蛾40)、甲虫類37種(コガネムシ9、テントウムシ6、ハムシ6、その他16)、トンボ類3種、バッタ類13種、半翅類25種(カメムシ14)、その他昆虫5種となる。

それぞれの分類群の日本における種数は知らないが、例えば、いつも参照している岐阜大学昆虫図鑑の冒頭で、2141種を確認したと書かれている(2012/09/08 に参照)ことから、そのほぼ1割を見つけたことになる。さらに、各分類群の種類数について、岐阜大学の数字の1割を見つけているかどうかで比べてみると、チョウ・蛾とトンボ類などで少し少な目で、双翅類やハチ類バッタ類などでは比較的多くの種類を見つけていることになる。


いずれにしても、昆虫類の種類数からみれば、二百種ぐらいではまだまだというところだろう。この200種の内、あらかじめ名前を知っていたものは18種に過ぎないから、実に9割の種類は、この路傍百種の作業の結果、名前を覚えたことになる。おかげで、なんとなく昆虫の分類体系が意識されるようになってきた。

次は、特定の分類群で百種となれば、その中の下位の分類群についても意識されるようになってくるのだろう。これは、「路傍百種」という言葉を教えてもらったときに、少しずつ限定したグループで百種を達成しながら、ある程度知っているグループを増やしていくことだった、今、そのことの意味を実感している。