ヨツスジトラカミキリ



(2011/07/16 撮影)

アジサイの葉っぱの上で、この昆虫を見つけたときには、いつも見ているインターネットのサイトのどこかで見たことがあるような気がしたのだが、どの仲間なのか、あまり意識もせずに、とにかく写真に撮った。最初は、ハチの変わったものか、ハチに擬態をしているアブの仲間なのかと思ったりもしたが、私の乏しい昆虫の知識でも、どうやら甲虫の仲間らしいと思えて来た。

それで、いつもの岐阜大学のページで甲虫の各科をシラミ潰しに見ていったのだが、どうもぴったりするものに出会えず、次に福光村昆虫記の甲虫のページを見ていって、なんとかヨツスジトラカミキリにたどり着いた。模様が特徴的なので、いつかは同定できるだろうと思ってはいたが、意外と手こずった。

名前が分かって、この名前で検索をしてみると、この仲間は、ハチに擬態していることで有名らしい。大きさからすると、アシナガバチの類に化けているのだろうか。擬態というと、ベイツ型擬態かミューラー型擬態か、そしてそれぞれの意味について、あいまいな知識しかもっていないのだが、今回の場合は、毒を持ったものを真似るということで、ベイツ型擬態ということらしい、