アカメガシワ2、トビイロシワアリ?

昨年の10月にアカメガシワを取り上げたときに、雌雄異株であることに触れたので、いつ花が咲くものかと注目していたら、そのうちの一本が咲いた



(2010/06/26 撮影 )

雄花のようなのだが、ピンぼけなので撮り直そうかと思っているうちに、もう花がなくなってしまった。まだ1メートルにも達しないような小さな株なので、花も辛うじてつけていたものかも知れない。同じような大きさものが、他にも2本あるのだが、それは未だ花をつけていない。これが雌株だとすれば、おもしろいのだが。




(2010/06/27 撮影 )

そんな風に、アカメガシワに注目していると、その葉っぱの上に、アリが付いているのに気がついた。いかにも、特定の場所を舐めているようである。いつもの植物雑学事典によれば、アカメガシワには花外蜜腺というものがあるらしい。たしかに、こんなにアリがウロウロしていたら、他の昆虫はなかなか入り込めないだろう。


そうなってくると、今度は気になってくるのは、アリの種類である。前に、ハリブトシリアゲアリを同定したときには、日本産アリ類画像データベースをじっとニラんで同定したのだが、今回はあまり特徴もなく、腹部の前に、丸っこい節が2節ある(腹柄というらしい)ことや、頭部が平べったいことなどが特徴的であると思えるが、あまりにも種類が多すぎて、どれがどれかわからない。

むしろ「アカメガシワ アリ」で検索すると、少しは絞れそうである。いつもお世話になっている植物雑学事典のところの大学院生のページにも行き着いた。その中で、エイヤーとトビイロシワアリと同定したのだが、果たして合っているだろうか。