ミカン(ネーブル)

4月末から、庭に植えたミカンの木のうちで、ネーブルの花が咲き出した。



(2013/05/06 撮影)

ミカンの花をじっくりと見たのは初めてであり、品種によって花が違うものなのかわからないのだが、まずは掲げておく。

いつもの岡山理科大学のページによれば、ダイダイの花では、最初雄しべが雌しべの外側を取り巻いていて、花の段階が進むにつれて、雌しべの柱頭や子房が伸びてくるらしい。私が撮った写真では、まだそこまで進んでいないようである。


我が家の庭には、ミカンの木が何本か植わっていて、アゲハチョウの幼虫などを取り上げるときにも触れた。今の家に住み始めた2007年の秋に、はるみとデコポンの苗を植えた。さらに2008年の春にネーブルの苗を植えた。また、2008年の春に、食べた春峰のタネを蒔いたものから、芽生えて来たものを何本か移植した。さらに、ミカンの食べた皮などを、生ゴミとして畑に埋めていたら、そこから芽生えて来たものが、何本か育っている。

ところが、花が咲いたのは、2008年の春に、前年植えたはるみとデコポンで花が少し咲いただけ(デコポンは2個実った)で、その後は木の勢いが衰えて来て、花が咲くことがなくなっていた。特に最初に植えた2本は、水はけの悪い我が家の土に、穴を掘って植えただけなので、過酷な条件だったようだ。

そんな中で、ネーブルだけは、昨年の夏にかなり成長したことから、今年は期待できると思っていたら、かなりの花が咲いてくれた。さて、どれくらい実ってくれるだろうか。