ミカンについて

このブログの新たなカテゴリーとして、〈ミカン〉について述べることにする。ミカンは大好きで、ほとんど毎日欠かさずに食べている。幸運なことに、これまでに住んだところは、どこもミカンの産地だった。それで、これまで食べたことのない品種のミカンを見ると、まずは食べてみることにしてきた。ところが、最近は新しい品種が次から次へと出てくるので、どれがどういうものだったか、かなり混乱してきている。

しばらく前に「秋津野みかん資料館」に見に行ったときに、思わず先を越されたと思った。今時のインターネットでは、ミカンの品種一覧とか、品種の由来だとかの説明は、いっぱい見つかるだろう。むしろ知りたいことは、それぞれの立場の人が、どのようにその品種のことを考えているかだろう。秋津野の場合は、それぞれの品種について、その地域でどれくらい栽培されているか、また栽培や味のポイントが、生産者の立場で的確にまとめられていた。

私の場合は、食べる側の立場から、出会った品種について、味や印象などを書いてみたい。ただし、あくまでも私が出会ったものについてだから、必ずしもその品種一般についての記述にはならないだろう。特に、産直の店などに出ているものは、規格外であったり、試しに作ったものもあったりして、その品種本来のものではないこともあるだろう。それで、たまたま出会ったミカンに対する印象記として受け取っていただきたい。

一応、食べたという証拠に写真を掲げるが、撮影をしてみると、どれも同じように黄色い色で、大した違いを表現できるとは思えないので、参考程度に見てください。

さてさて、一年が経ったときに、どれくらの種類数を取り上げられるだろうか。