植物で百種到達

先の「アオカモジグサ?、ナギナタガヤ?」で、路傍百種自宅編は、植物について百種に到達した。全体としては 139種で、春になって、植物が次から次へと出現して、植物が動物より割合として多くなった。それでも、春の植物のすべてを取り上げ切れていないのだが。

植物の内訳は、帰化植物が29種、園芸・栽培植物が15種、畑の作物が12種、その他が44種である。このブログで取り上げるまでに既知のものが56種、未知のものが44種である。栽培植物などは、名前がわかって植えているわけだから、それを除けば、半分以上は未知の生物をこの機会に覚えたことになる。また、帰化植物の割合が非常に高いのではないかと思ったが、在来の植物も案外多かった。ただし、帰化植物としてタイプ分けしたものは、原産地が明確に書かれていたものだけを拾っているので、史前帰化植物や、アジアなどに広域分布するもので亜種が侵入してきたものを含めれば、外来の植物がもっと多くなることだろう。

帰化植物の中には、要注意外来生物などに指定されているものもあるが、ブログに何度か書いたとおり、あらゆる種類について、ひとまずは歓迎することにしている。それでも、やはり好みはあるだろうから、特定の種類が増えたり減ったりするように、人為的操作(artificial selection)を加えることになる。どのような種類が入って来て、どのように変化するか、そんなことを我が家の狭い庭で観察しながら、実験をしていることになる。

路傍百種の自宅編を始めたのは、昨年の9月であるから、一年が回るまでには、まだ少しある。観察を続けながら、あれこれ考えて行きたい。