エビイロカメムシ

ススキの葉っぱの上で、ちょっと目立つ虫を見つけた。インターネットのどこかで見た記憶があって、カメムシかなあと思いつつ、写真に撮った。



(2013/07/20 撮影)

いつもの〈福光村昆虫記〉で、カメムシのところを順番に見ていって、エビイロカメムシの幼虫と一致した。ススキなどのイネ科植物に寄生するということでも、一致している。

少し赤味がかったクリーム色で、いかにもエビのような色をしている。成虫は、また違った色なので、エビイロカメムシという名前は、この幼虫にちなんだものらしい。

我が家のススキは、ながく伸びた株のかたまりを庭の隅の2箇所に残してあって、畑のマルチとして、ワラの代わりに利用したりしている。なによりも、秋になると穂が伸びて、なかなかの季節感を示してくれると思っている。それでも、近所の人からすると、あんな草を伸ばし放題にしてと思うらしい。それで、このところ、少し株を減らすようにしている。それで、却って虫が目についたようだ。