ホソヒラタアブ、ナガミノヒナゲシ2

春のはじめにキタヒメヒラタアブを取り上げたが、少し小さ目で、少し赤みがかったヒラタアブを取り上げる。



(2013/05/16 撮影)

いつもの福光村昆虫記で、ホソヒラタアブと思えるが、この種類は腹部の模様に変異が見られるようだが、模様のパターンは似ているように思える。

このところ植物の周りを飛んでいるものが、かなりいる。「幼虫はアブラムシやカイガラムシを食べる。成虫は花の蜜を吸う。」そうだから、春の間に、アブラナ科などに付いていたアブラムシをたっぷり食べてくれたようだ。


上の写真は、ナガミノヒナゲシに止まっている。昨年、ナガミノヒナゲシは、要注意外来生物にも入れられてはいないが、特定外来生物に匹敵するほどの危険な生物だとの指摘があったので、花が終わる先から花茎を折っては、穴に埋めた。それで、タネはほとんど散っていないと思えるのだが、今年になって4株生えて来た。昨年は3株だったから、それほどは増えていないと思えるが、近所の住宅地では、大きな株になって生えているところもあるから、既に住宅地内に広がってしまっているようだ。いずれにしても、今後の増減には注目して行きたい。