清峰

この〈清峰〉というミカンも、海南市の産直の店で買って来たものである。





(2013/04/18 撮影)

5個入って300円だったのだが、どうもハズレで、水分が飛んで米状になったものが、大半だった。本来の美味しそうなものを撮影しようと、何個かを撮影したのだが、いいのに出会えないので、ひとまず掲げておく。

農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所」の説明によれば、清見×ミネオラの交雑したもので、1989年に品種登録されたらしい。「果肉が果皮と密着し、柔軟多汁」ということであるから、今回のものは、どうやら栽培がうまく行かなかったものらしい。たしかに、清見の風味は感じられるし、果汁さえあれば美味しそうな品種なので、また見かけたら買ってみたい。

名前の付け方は、少しいい加減で、「母親「清見」から「清」と父親「ミネオラ」から「ミネ(峰)」を取った」らしい。それを「せいほう」と読ませるのはおかしいと思うのだが、名前をつけた人のセンスがそういうものだったのだろう。