天草

昨日に続いて、日曜日に産直の店で買ってきたものを取り上げる。この〈天草〉という品種は、6個入って200円だったから、比較的安い値段付けのようだが、皮の表面が傷んでいたり、黄色の色づきがまだらになっていたりして、おそらく規格外のものと思える。





(2013/02/21 撮影)

清美と興津早生を掛けあわせたものに、さらにページという品種を交雑したものらしい。それで、清見の香りと、爽やかな甘さが感じられる。ただ、外の皮が薄くてむきにくい。私が買うものが規格外のせいでもあるのだろうが、甘味があってそれなりの香りもあるのだが、どこか味のバランスがうまく行っていないような気がする。栽培がむつかしいのだろうか。

1995年に品種登録されたらしくて、私が気がついたのは、この3年くらい前からだろうか。目につけば買っているように思うが、あまり印象は強くない。それほど多くは出荷されていないようだから、私の住んでいる所では、メジャーな品種にはなっていないのだろう。