コマユバチ科?の一種

この虫は、赤い部分が目立っていて、これまでにもネットのどこかで見たことがある気がして、たぶん同定できるだろうと思って、写真に撮った。



(2012/08/09 撮影)

ところが、意外と手強くて、このような胸の部分が赤くなる虫は、いろいろあるようだ。いつもの福光村昆虫記のハチのページを眺めていても、そこに載っている胸の赤くなるものでは、触角の長さなどで、どうも一致しない。


それで触角の長さなどから、ヒメバチで画像検索をしてみると、このサイトのものは比較的よく似ているように思える。ところが、他に似ている写真があまりみつからないので、コマユバチで画像検索してみると、こちらの方が、似たものが多いようだ。こちらのページなども、比較的よく似ているように思える。


いずれにしても、今回のようなピンぼけの写真では、ここまでが限度なのだろう。赤い目立つ模様をしているものは、簡単には同定できないというのが、今回の教訓となった。


その赤い模様についても、胸と頭の両方が赤いものや、胸だけが赤いもの、腰の部分が赤いもの、いろいろあるようだ。ハチの黄色と黒の縞模様は、危険だぞ!という警告模様ということらしいが、この赤い色もなにか意味があるような気がしてくる。今後、考えて行きたい。