シラホシハナムグリ、カナブン

今回は、コガネムシの仲間を取り上げる。


シラホシハナムグリ
この個体は、ブロッコリーを切り取った後の切り口にとまっていた。



(2012/07/06 撮影)

このような光沢のあるハナムグリとして、昨年、シロテンハナムグリを取り上げた。そのときに、シラホシハナムグリとの区別が難しいことを知ったのだが、たまたま頭の部分の前縁がくぼんでいたので、シロテンハナムグリと同定した。それで、今回の個体でも、改めて頭の部分を撮影してみた。



(2012/07/07 撮影)

今回のものはくぼんでいないので、シラホシハナムグリということになる。両種の区別点として、いつもの福光村昆虫記で表にして挙げられているのだが、頭の部分以外の区別点は、あまり自信がない。このような2種では、やはり両方を並べてみて、納得するしかないようだ。


カナブン



(2012/07/08 撮影)

カナブンは、子供の頃から認識していた。“ぶいぶい”と呼ぶものの中で、いちばんきれいな色をしていて、糸でくくって飛ばして遊ぶときに、一番元気なので、“ちからぶい”と呼んで、珍重していた。

今の我が家では、生垣のレッドロビンの剪定した枝から樹液が出ているのか、この数日同じ所に留まっていた。

このカンブンも、似たものとしてアオカナブンという種類がいるらしい。細かな区別点の識別に自信はないが、ここではカナブンとしておく。