ホソハリカメムシ



(2012/06/09 撮影)

この種類は、いつもの「福光村昆虫記」によれば、外形からしてホソハリカメムシかハリカメムシかというところなのだが、両者の違いは、横へ出っ張った部分の形に違いがあるらしい。あまり自信はないが、ホソハリカメムシと同定しておく。

このカメムシは、イネ科の植物に寄生するらしい。この個体が乗っていたのは、イチジクの葉っぱであるが、イネ科の植物はそこら中に生えているから、どこか寄生する植物を探していたのだろうか。

これまでにカメムシの仲間は、9種取り上げているようだが、もう既に過去に同定したものが、どんな形をしていたか、わからなくなって来ている。発達段階で模様が変わるものも多いから、一度見たものと思っても、どんどん写真を撮りためて行こうと思っている。


(2012/07/05 追記):新しいカメムシの種類を見つけたと思ったのだが、似ているものを探していると、どうやら成虫ではなく幼虫らしい。そして、どうやらホソハリカメムシの5齡幼虫らしい。



(2012/07/02 撮影)

上の成虫のときには、ホソハリカメムシかハリカメムシか、区別に自信がなかったのだが、幼虫の場合は、両種はずいぶん違っているようだ。