スズメとホオジロ

このところ、我が家の庭では、スズメが大集合している。カーテンを開けたりドアを開けたりしたときに、いっせいに飛び立つスズメは15羽くらいはいそうである。庭の表面や畑でエサをついばむから、秋のはじめに植えた野菜の芽生えは、かなり食べられてしまった。ホウレンソウや高菜やブロッコリーなどはほとんど葉っぱがなくなってしまったが、春菊は食べられなかったりした。また、秋の初め頃は、シソの実に執心だったのが、今はススキの穂に群がっている。



(2011/11/17 撮影)

窓をとおして撮ったので、窓ガラスの色がついているが、この画面の中でも6匹が数えられる。ズームが効くデジカメを手に入れたので、遠くからでも写真が撮れるようになった。スズメを以前に取り上げたのは、卵の写真だけで、それもスズメのものかどうかあまり自信がなかった。

Wikipediaスズメの記述を読むと、最近スズメの数が減っているらしい。我が家のように、適度に家に囲まれていて、開けた地面もあって、しかも畑や草が生えているようなところはスズメにとっては快適な場所なのだろうが、そういう場所が減っているのだろうか。畑の作物が食べられるのはちょっと困るが、害虫なども食べてくれるのだと思って、今後も見守って行きたい。





同じ日に撮ったスズメの写真を見ていたら、ちょっと顔の模様が違っている個体に気がついた。注目して見てみると、どうやらホオジロらしい。ホオジロも、スズメと一緒にススキをついばむらしい。

鳥のことをほとんど知らない私でも、ホオジロが「一筆啓上仕り候」と鳴くことは知っていて、その鳴いているのを識別することもできる。しかし、自宅の周辺で鳴いていたかどうかあまり意識したことがなかったので、ほとんど注目したことのない種類だった。たまたま撮った写真のおかげで、見つかったことになる。