エンマコオロギ
庭のあちこちで、枯れ草を積んだところとか石の下に、エンマコオロギがいたのだが、それも秋の深まりとともに減って来たようだ。撮影のチャンスを逸したかと思ったのだが、先週の週末にはまだ少し残っていたので、撮影することができた。
(2011/11/05 撮影)
エンマコオロギは、子供の頃から認識していた。家の周りにいるコオロギは少し小さかったが(ツヅレサセコオロギだったのだろうか)、河原などの草が生えたところに行くと、大きめのエンマコオロギがいた。
どちらの種類も飼ったことがあるのだが、エンマコオロギの方が、共食いをするのか、長い間飼えなかったような印象をもっている。その当時は、ノリのビンに、古い蚊帳の布をかぶせて、飼ったりした。家の周りにいる普通のコオロギは、単調に鳴くだけなのだが、エンマコオロギは長い周期で鳴くので、少し変わったものを手に入れた気分になったりした。翅をすり合わせるところなども観察した記憶がある。
現在の我が家の庭に、どの種類のコオロギがいるのか徹底的に調べたことはないのだが、エンマコオロギが一番目立つことは間違いがないと思う。まだまだ草原のような環境なのだろうか。もうコオロギのシーズンも終わりのようなので、来年には、石や枯れ草をひっくり返すなどして、もっと徹底的に調べてみたい。