スベリヒユ、クワクサ

このところ植物を取り上げていないので、久しぶりにアップしたい。どちらも、昨年から生えていて、いつかは取り上げたいと思いつつ、チャンスがなかったものである。



(2011/09/23 撮影)

スベリヒユは、昨年いくつかの株が見つかったものの、あまり大きな株にならなかったのが、今年は畑のウネに生えたものが、かなり大きな株になった。ところが、花が咲いてからと思っていたら、いつまで経っても花を見ることがないままに、いつの間にか種をつけている。

いつもの岡山理科大学のページを見ると、スベリヒユの花の咲く時間は、けっこう限られているらしい。そこの写真は朝の9時半に咲いていたというから、私がいつも観察している朝の通勤前の時間帯では、少し早すぎたのかも知れない。

この植物は、子供の頃から認識はしていたと思う。住宅街の空き地やコンクリートの間のちょっとしたすき間にも生えていた。

ネットで検索すると、この植物は食用になるらしい。一度試したいと思うのだが、今年の株は少し時間が経っていそうな気がするので、来年に期待することにしよう。





(2011/09/16 撮影)

この植物も、昨年から生えていたのだが、昨年中には名前がわからなかった。どの科であるかもわからなかったので、「日本の野生植物」のサイトで、それらしい科を順番に開いていって探した。なんとなくイラクサに似ているように思えたので(根拠はまったくないのだが)、その辺りを探していたら、結局クワクサに行き着いた。

それで、いつもの通りに岡山理科大学のページを見ていると、「1つの花序の中には雄花と雌花がある」らしい。それで、改めて写真を撮ったのが、以下のものである。どれが雄花か雌花かはよくわからないが、それまで気が付かなかった白い花が咲いている。これ以上は、実体顕微鏡ででも見ないとわからないのだろう。



(2011/09/23 撮影)