シロテンハナムグリ

昨日の甲虫に続いて、今朝も甲虫の写真が撮れたので、掲げたい。



(2011/08/06 撮影)

この虫は、子供の頃から身近にいた“ぶいぶい”だろうと思う。しかし、背中に点々があるものは、ハナムグリの仲間だろうということで、それ以上の名前を調べたことはなかった。

いつもの福光村昆虫記によれば、よく似たもので、シラホシハナムグリシロテンハナムグリがいるらしい。その区別点によれば、頭の先端がくぼんだようになっているので、今回のものは、シロテンハナムグリということだろうか。

このように、パッと見が同じで、よくよく見れば区別がつくという種類は、区別に挑戦したくなってくる。自信を持って区別が出来るようになると、世界が違って見えるような気がするからだろうか。



子供の頃、このような光沢のある“ぶいぶい”は、胸と腹部の隙間のところを糸でくくって、飛ばして遊んだものだった。その中でも、カナブンは力強くて、“ちからぶい”と呼んでいた。住宅街の中では、カナブンよりも、このハナムグリの仲間の方が多かったから、“ちからぶい”に憧れたものだった。中学生くらいになると、近くの公園まで遠出をするようになって、クワガタを採るようになったので、カナブンがいても特に注意を払わなくなってしまっていた。