マメコガネ

今朝、庭を見まわっていて、少し独特の模様の甲虫を見つけたので写真に撮った。けっこう派手な模様なので、ひょっとして珍しいものかと期待したのだが、マメコガネということで、有名な害虫らしい。



(2011/07/05 撮影)

数日前から咲き始めたムクゲのつぼみをカジっているところで、写真の手前の下に写っているのは、どうやら糞のようだ。マメコガネは主としてマメ科の植物を食べるらしいが、その他にも種類を問わずに食べるらしい。

足を横に広げているのも、よく目立っていた。写真を見ると、一番後ろの足らしい。こんなポーズでも、鳥に食べられるのを多少は防げるのかしら?

こういう模様ならば、一度覚えたらたぶん忘れないと思うのだが、今までに認識したことはなかった。おそらく、小さな“ブイブイ”ということで、ある程度小さなものは、模様も種類も区別してこなかったのだろう。


このようなサイズの甲虫で、昨年は、セマダラコガネを同定した。この種類は今年も確認した。おそらくまだまだ種類がいると思われるので、少しずつわかる種類を増やして行きたい。

ムクゲの花に付く虫としては、これまでに、モモノゴマダラノメイガ?、カクモンノメイガ、モンシロドクガ?ミドリグンバイウンカワタノメイガなどを取り上げた。前の住人の方が花色が違うものを5本ほど植えられていたのだが、花以外にもずいぶん楽しませてもらっている。