セボシジョウカイ

ちょっと、ピンボケの写真ではあるが、今朝ジャガイモの葉っぱの上に乗っていたのを撮影して、同定が出来たので掲げる。



(2011/05/20 撮影)

おそらく、セボシジョウカイという種類だと思われるが、当たっているだろうか。このような小さな甲虫類は、これまでにも、撮影はしたものの、なかなか自信をもって同定できなかったものが多いのだが、今回はこのページの各科を順番に開けて行って、目を凝らして眺めて、ジョウカイボン科ではないかと目星をつけて、その中で、背中の模様から、なんとかセボシジョウカイにたどり着いた。

そうすると、ジョウカイボンという名前は変な名前だとは思うが、検索をしてみれば、浄海坊で平清盛の出家名であることがわかる。元は、カミキリモドキと混同されていて、カマキリモドキの方は、毒液を分泌するというので、かなり危険な生物らしい。もちろん、こんなちっぽけな生物がそういうものだとは、意識もしなかったから、撮影しているときに、もし逃げ出したら、手で捕まえようとしたかも知れない。

こちらの種類の方は、そんなに危険なことはないようで、甲羅も柔らかいということなので、次に見る機会があったら、触ってみたい。