キジバト2



(2010/12/05 撮影)

上のような羽を庭で拾った。たぶん大きさからして、キジバトだろうと思ったのだが、一応写真に撮ってみた。キジバトについては、今年の10月に、全体の写真を掲げたことがある。それで、今回の文章も、そこへの「追記」ということでも構わなかったのだが、いろいろ考えたこともあったので、別記事にする。

ここの野鳥の羽毛館のページで、キジバトのところを見ると、先端が白くなっていることから尾羽であるように思える。さらに尾羽のところを見てみると、「最外尾羽では外弁も灰色である」とのことだから、今回のものは半分が灰色のようなので、外側に近い尾羽のように思える。


ここまで考えて、ハタと気になったのは、この羽が左右のどちらのものかということである(このところ“左右”のことを考えていたので…)。この羽を撮るときには、どちらが裏か表かあまり気にしなかった(つまり裏も表も同じ模様だった)。

写真をじっと眺めると、羽の中軸の部分から両側が上へ反り返っているようだ。それで、このページの鳥の各羽の並び方を見てみると、腹側から見るときに、中軸部分に対して両側が背中側に反っているようである。もし、このような反り方が残るのならば、上の写真は背中側から撮ったものになるだろう。そうすると、写真の羽は、左側の外側近くの尾羽ということになるのだが…、さてさて、以上の推理は、当たっているだろうか?