ゴミムシの一種

このような小さな甲虫類は、同定が難しいだろうなと思いつつ、写真を撮ったのだが、まさに飛び切り難しい分類群に出くわしたようだ。



(2010/11/07 撮影)

いつもの岐阜大学のサイトをじっと目を凝らして眺めると、オサムシ科のホシボシゴミムシかなあとも思えるが、上に掲げた写真では、頭のところにピントが合っていないので、よくわからない。なによりも、いつも見事な写真に感心する福光村昆虫記でも、ゴミムシの一種として掲げてあるだけなので、初めて見た私がこれ以上同定するのは無理だろう。

ゴミムシの仲間は、とにかく種類が多いらしい。ここのページを見ると、日本だけで、1667種・亜種もいるとのことである。しかも、目立った違いがないようだ。ここのサイトの絵合わせを見ていると、やはり標本を採集して、きちんと顕微鏡で見ないと、なかなか同定は出来ないようだ。


ゴミムシというグループの名前は、何度も聞いたことがあるように思う。それでも、やはり自分で見つけてみないことには、どのようなものか実感できていなかったようだ。

このような同定が難しいものと聞くと、却って同定してみたくなる。今後も写真を撮り貯めるなどして、興味を持ち続けて行きたい。