タマスダレとハマオモトヨトウ
今回取り上げる種類は、昨年既に取り上げた種類であるが、両者の関係は初めて気がついたので、掲載したい。
(2010/10/02 撮影)
タマスダレは、今年の猛暑で夏の間葉っぱもほとんど枯れてしまったと思ったのだが、秋になって雨が降って一気に蘇ったように花が咲いた。
(2010/11/05 撮影)
花がほぼ終わったと思ったら、イモムシが目に付くことに気がついた。かなり目立つ種類で、以前に見たことがあると思ったのだが、すぐには思い出せなかった。「タマスダレ 幼虫」で検索してみると、ハマオモトヨトウであることに気がついた。前に見つけたのは、ハマユウに付いていたもので、タマスダレもヒガンバナ科であるから、なんとなく納得は出来る。
それで、ハマユウの方はと見てみると、以前に食われた跡は残っているようだが、見つけられなかった。
ハマユウとタマスダレでは、葉っぱの形や感触などは、まったく違っている。親が卵を産むときに、ヒガンバナ科だと識別するようなものが、あるのだろうか。