ツユムシ2



(2010/11/03 撮影)

このような緑色のバッタが、案外、同定が難しいことは、以前に、サトクダマキモドキツユムシ?の幼体を取り上げたときに、感じたものだった。今回の種類も、わかるかなあ?と思って、写真を撮った。

福光村昆虫記のページによれば、ツユムシの仲間の区別点が書いてあって、今回の種はたぶんツユムシで間違いがないものと思う。区別のポイントは、背中の模様と足の色らしい。背中に色がついていないこと、関節のところが少し濃い色になっていることで、ツユムシのメスであると思える。

ここまで同定をしてみると、以前に「ツユムシ?」として掲げたものも、ツユムシのメスの幼体であることがわかる。羽は伸びていないが、お尻のところの産卵管なども、今回の写真のものと似ているようだ。また、足の色の染まり方のパターンも似ているようだ。


ユムシについては、鳴き声を載せたサイトがある(例えばここここ)のだが、聴いてみたが、まったく聞き取れなかった。年を取ってくると、高音が聞き取れなくなるらしい。健康診断のときにも、難聴気味だといわれていたから、そういうものなのだろうが、まったく聞き取れないのは、ちょっとさみしい。