イソヒヨドリ?の羽(→ キジの尾羽)

我が家の庭に、何種かの鳥が訪れてくれるのだが、私のコンパクトデジカメでは、まともな姿を撮影するのも難しくて、このブログで鳥を取り上げたのは、「スズメ?の卵」について書いたのが唯一だった。今回、庭で羽を拾ったので取り上げてみたい。



(2010/08/15 撮影)

こういう羽について、羽を専門に扱っているサイトがあって、簡単に同定できるのではないかと思っていた。そして、比較的大きいことから、キジバトではないかと想像していた。

羽専門のサイトはいくつかあるようなのだが(例えば、野鳥の羽毛館hanezukan)、キジバトの羽をみてみると、どうも違うようだ。点々の模様が付いたものは載っていない。

それで、模様に注目して、我が家に来る鳥を思い浮かべてみると、むしろイソヒヨドリの雌に似ているように思う。イソヒヨドリの大きさからすると、羽のサイズが大き過ぎるとも思わないでもないが、初列風切羽(こういう言葉も、初めて覚えた)からすると、これくらいの大きさになるのだろうか。


いろいろ検索をしてみても、イソヒヨドリの羽だけを撮ったものは見つからなかったのだが、この写真は珍しいものなのだろうか、それとも、まったく別のものを誤解しているのかも。鳥に詳しい方のコメントを待ってます。



(2010/08/24 追記):気になって、羽の長さを測ってみたら、30cm 弱あったので、どうもイソヒヨドリにしては、大きすぎるようだ。改めて、長さを考慮に入れて「野鳥の羽毛館」を見てみると、どうもキジの尾羽に似ているように思える。キジは、我が家の周りを歩き回っていて、玄関を開けたときや車で移動しているときにばったりと出くわすことがある。ときどき、畑のサツマイモを掘り返したりして、その点では害鳥なのだが、姿が美しいので、まあ少しくらいは見逃してやろうかという気持ちで接している。



(2010/10/22 追記):古い写真を整理していたら、我が家の庭を歩きまわるキジの写真が出てきたので掲げておく。2年前の写真なので、今もこの個体が生きているかわからないのだが、このところ我が家の畑のサツマイモを毎日のように食べに来ているらしい。私は昼間いないのであまり見かけないのだが、妻の談によれば、自分の縄張りのように我が物顔で食べているらしい。少しくらいは見逃してやろうという、太っ腹な気持ちが、どこまで持続するかしら…。




(2008/07/04 撮影)



(2010/11/12 追記):
サツマイモを掘り返してみたら、見事に食べられていた。おそらく、形のいいものの半分くらいが食べられていたように思う。むムッ! 10月の末頃には、毎朝ケンケン、ケンケンと鳴いて、喜んで食べていたから、まともなイモが残っていたのを喜ぶべきかも知れない。



(2010/11/07 撮影)

ためしに、カジられたイモをいくつか食べてみた。これが、なかなか甘くて美味しい。さぞかし“キジさん”も喜んだことだろうと、悔しさ半分、あきらめ半分で、キジさんの食べ残しのサツマイモを少しずつ食べて行くことになるのだろう。