モモノゴマダラノメイガ?、カクモンノメイガ、モンシロドクガ?

先に、ムクゲに付いているミドリグンバイウンカについて触れたので、ムクゲの花の枯れているものの中を開けて調べてみたら、以下のようなガの幼虫が見つかった。



(2010/07/23 撮影)

例によって「ムクゲ 害虫」で検索して見ると、こちらはなかなか手強くて、なかなかぴったりするものに出会えない。ムクゲの花の中からは、カクモンノメイガがよく見つかるらしいのだが、それとも違っている。どうやら、このサイトのモモノゴマダラノメイガに似ているような気がするのだが、さて当たっているだろうか。こちらのサイトの幼虫は、少し色が濃いようだ。



前日にモモノゴマダラノメイガらしきものを見つけたので、もう少し別の個体の写真を撮ろうかと、ムクゲの花の枯れたものを開いていたら、今度は前日にインターネットで写真を見ていたカクモンノメイガらしき幼虫も見つかった。



(2010/07/24 撮影)


これで、ムクゲに付く虫をかなり見つけたことになるなあと思っていたら、また別の毛虫が付いていた。



(2010/07/24 撮影)

こちらは、かなり特徴的な模様をしているから、きっと簡単に同定できるものと思っていたら、むしろ逆で、このような模様のものは、案外たくさんいるらしい。しかも、成長するにつれて、模様も変化するようだ。

徹底的にそのようなサムネイルの写真を見ていく気力がなくなってきたので、ドクガの仲間らしい(これもまったく自信がないが)ことと、なんとなくモンシロドクガではないかということで、エイヤーと同定したということで、掲げておく。


ここの同定は、まったく信用ならないものですので、ガに詳しい方、ぜひ訂正してください。


(2010/08/01 追記):
昨日、近くのハマボウ群生地を見に行ったら、そのハマボウの花に入っていたガが、どうやらカクモンノメイガの成虫らしい。このあたりの種類が同定出来たのも、同じアオイ科の植物の報告として、ハマボウにいる動物の詳細な観察(例えば、田中川の生き物調査隊)を見たからでもあった。




ハマボウの花はかなり好きなのだが、「やはり野におけ」で、干潟で見るから美しいのだと思って、我が家に植えることは今のところ考えていない。