ハラビロカマキリ、チョウセンカマキリ?

下のカマキリムシの尻上げのポーズは、なにかに化けているような気がするのだが、どういう意味があるのだろうか。



(2010/07/04 撮影)

種類を調べてみると、ハラビロカマキリで、このような尻上げ行動は、敵に襲われそうなときに、相手を威嚇するためということらしい。敵は、なにと見間違えるのだろうか。前後の方向性を間違えることはありそうだが、もう少し具体的な生物に化けていそうな気がするのだが…、「ハラビロカマキリ 擬態」で検索していてみても、よくわからない。


ハラビロカマキリの他にも、細長いカマキリがいるので、その名前も知りたくなった。おそらく、秋になれば、種間の特徴がはっきりして来て、もっと簡単に同定出来るのだろうが、カマキリ全体としても、そんなに種類数が多くはないので、エイヤーと同定してしまった。



(2010/07/11 撮影)

胸部のうしろ3分の2くらいが、茶色くなっているので、チョウセンカマキリと同定したのだが、正しく同定できているだろうか。これからも、大きくなって行くまでの経過を、出来ることならたどってみたい。

子供の頃、カマキリの卵を拾ってきては、部屋に置いていて、部屋の中を小さなカマキリが這い回っていたことを思い出した。


カマキリは不完全変態で、親と子供が似たような形をしているということだから、小さなミニチュアのカマキリも虫を襲って食べていることになる。あのような小さな鎌(まさに蟷螂の斧)でも、虫が捕えられるのかと思うが、それぞれの成長段階に応じて、適したサイズのエサになる虫がいるのだう。それでも、そういう生活のやり方では、大したニッチの分化が起こらないので、種類数も少ないということだろうか。