ピラカンサ(トキワサンザシ)

2年前に我が家に住み始めたときに、空地の部分に、ピラカンサの小さな木が生えていた。通り道にトゲのある枝がはみ出してきて邪魔になるのだが、適当に枝を切りながら、大きくなるのを期待していた。ところが、ある“工事”のときになぎ倒されてしまった。そんなちっぽけな木を“育て”ているとは思ってくれなかったらしい。今年の夏に、新たに1本の小さな芽生えを見つけた。今度こそ大きくなって実をつけてくれるものと期待している。



上の写真は、近所の空地に生えているものを撮った。他にも近所の家の庭に生えているものもあるから、そのようなところから、我が家の空地に種が運ばれて来たことになる。もちろん、鳥が運ぶわけだが、この果実は赤い実をつけるもののうちでは、比較的食べられ易いものらしい。我が家に実っているナンテンマンリョウを含めて、冬の間にどのように食べられていくか注目していきたい。

Pyracantha というのは、属名であり、炎とトゲという意味らしい。まさにこの植物の特徴である、燃えるような赤い実と枝にあるトゲを示しているのだろう。