カワラヨモギ

我が家の庭には、カワラヨモギが3株ほど生えている。それぞれが、前に住んでいた海の近くの家から植物を運んだときに、いっしょについてきたものと思われる。その株が冬の芽を出し始めた。



(2009/11/24 撮影)


夏の間には、コスモスのような青々とした葉を出していたのが、冬の間はまったく別の植物と見紛うほどの、細かい毛に覆われた葉を出している。それぞれの葉が、それなりに好きなので、なんとなく抜くこともなく、放置してきた。いつものこのページによれば、河原と砂浜では、別種と思えるほど姿が異なるそうなのだが、海の近くから、今のところへ引越ししてきて、特に変化が起こったとは思えない。今の我が家も海から遠く離れているわけではないが、土質が粘土質で、かなり違う環境だと思うのだが、変わることなく育っている。

特に花を注意することもなかったが、ヨモギ類の花で、特に目立たないものなのだろう。写真には実も写っているようだ。ところが、種が散って、増えていることもないようだ。普通のヨモギは、そこらじゅうから芽生えていることからすれば、やはり、粘土質では芽生えが悪いのだろうか。

この写真を撮ったことをきっかけに、この植物の増減も注目していきたい。