ハルノノゲシとアキノノゲシ

庭に、ハルノノゲシアキノノゲシが同時に咲いている(ともに9月26日撮影)。




ハルノノゲシの方は、よく似たものにオニノゲシというものがあるらしいが、今後よく観察してみたい。もちろん、春に多いのだろうが、なんとなく年中咲いているような気もする。この花については、子供の頃から記憶があって、綿毛になった種を飛ばすのだが、タンポポに比べると少し密で、「耳に入ると、耳が聞こえなくなる」などと言っていたように思う。


アキノノゲシの方は、私の家のある分譲地のあちこちではびこっているようだ。以前、道路に沿ったところに、どのような花が咲くのか期待して、大きく伸びるまで放置していたら、管理人さんに除草剤をかけられてしまった。まあ、あのような草を“育てている”とは誰も思ってくれないのだろう。

最初、花芽の伸び方から、ベニバラボロギクやダンドボロギクのようなイメージをもったのだが、アキノノゲシというのだと教えてもらったときには、同じノゲシという名前なのに、ハルノノゲシとのあまりの違いに驚いた。そのときに、この仲間はレタスの仲間なので、若い花芽を軽く茹でて食べるとおいしいと教えられたのだが、これは未だ試していない。一方で、家庭菜園でトウが立ったサニーレタスの花芽を食べたことがあるが、これは苦くて食べられたものでなかった。


(2009/11/02 追記):
昨日、アキノノゲシの種子の写真が撮れたので、掲げておく。