堺泉州の隠れた名所

「堺泉州の隠れた名所99」という本を、友人から見せてもらった。桧本多加三著、2006年6月発行、堺泉州出版会、\1050 ということなのだが、マイナーな出版なのか、ネット上で画像が見つからなかったので、以下に掲げます。

著者の桧本多加三さんというのは、なかなかの著名人らしくて、この本の前にも「堺泉州の隠れた名所77」という本を出されているらしい。そこに挙げられた項目のうち50個所程度は私も行ったことがあるので、同じような趣向を持っているのかも知れない。

泉北見巧者養成講座 (PDF で読めます)というのにも関わっておられるらしい。
http://www.senboku-kouiki.jp/migou/panhude-ta.pdf

ちなみに、この講座のパンフレットを作ったのは、「泉北地域広域行政推進協議会」いう組織らしくて、どうも広域合併の推進を目的としているだろうか。そのホームページはいかにもお役所から業者に丸投げした感じである。多数の博物館の紹介も載っているのだが、ありきたりのデータが並んでいるだけで、せいぜい場所の確認になる程度で、それを見て、行ってみたいと思わせるものがない。

ところが、「泉北見巧者養成講座」のパンフレットだけは非常によくできている。つくる人の思いがこもっている感じ。その圧巻は、表紙に載っている「泉北見巧者の極意」だろう。

1.趣味のあることから入るべし
1.自分だけのこだわりを見つけるべし
1.イメージをふくらませて見えない景観も見てみるべし
1.感動したらあちこち言いふらすべし
1.寄り道しながら歩いてみるべし


このような精神で、「堺泉州散策会」として、ウォーキングを行っておられるらしい。ネットで検索すると、そのような会に参加された人の印象も語られている。ものすごく人を引きつける会らしい。大阪に住んでいるわけではないので、なかなか参加する機会はないだろうけれど、陰ながら応援していますという意味をこめて、このページを書いてみました。

次は、本を参考にして訪れたところの印象も書いてみたい。