ナミガタシロナミシャク

今朝、玄関を出たところで舞っているのを見つけて、止まったところを写真に撮った。



(2013/06/08 撮影)

舞っているときから、白地にねずみ色のまだら模様で、シャクトリムシの成虫だろうと思っていたら、写真を撮ろうとしたときに、斑紋ではなく放射状に広がる線状の模様にまず驚き、どちらが前なのか一瞬わからずで、また驚いた。よく見ると、尾が反り返って変な位置にくるが、頭は下側で、上にくるのが後端になり、そこにまた独特の模様がある。

いつもの岐阜大学教育学部のページで調べてみると、シャクガ科ナミガタシロナミシャクであることはすぐにわかった。【みんなで作る日本産蛾類図鑑V2】のナミガタシロナミシャクをみると、翅の裏側には、ねずみ色の斑紋の模様もあるから、飛んでいるときに通常のシャクトリガだと思ったのも、あながち勘違いではなかったようだ。

いずれにしても、尾部を曲げること、後端の部分の模様など、独特の色の組み合わせになっていて、きっとなにかに化けているに違いない。今はなんなのか思いつかないのだが、ひらめくことがあれば、また追記したい。