みしょう柑

このミカンは、妻が海南市の産直の店で買ってきたのだが、その産直の店の「ファーマーズ提携品」ということで、おそらく愛媛県から入って来たものと思われる。3個入って350円だった。





(2013/05/18 撮影)

このミカンの名前は、ラベルが「みしょう柑(宇和ゴールド)」となっていたが、前にコメント欄でも話題になったように、また Wikipedia河内晩柑〉の記述にもあるように、愛南ゴールドなどいろいろな呼び方があるようだ。


私にとっては、2009年に四国を旅行したときに、初めて見たことを覚えている。そのときには美生柑と漢字で書かれていたので、それが御荘町にちなむものだとは知らなかった。御荘町愛南町になったから、今は愛南ゴールドということらしい。産直の店に、愛媛県から運んで来たものを出しているのは、この品種が霜のほとんどない暖かいところでしか生産されないためらしい。

グレープフルーツのような風味と言われるが、それよりもずっと美味しいと思う。酸っぱさや苦味がほとんどなくて、果汁が多くて果肉も柔らかい。文旦から派生した品種ということで、温州みかんやオレンジ類とは違った風味が楽しめる。