夏みかん

お隣りから、夏みかんを頂いた。さらに、近所の別の方から、夏みかんマーマレードを頂いた。






(2013/04/08 撮影)

ミカンの方は、まだ出始めなのか、酸っぱさとほろ苦さが強いが、しばらく置いておけば落ち着いて来るのだろう。

マーマレードの方も少し苦いので、ヨーグルトに入れるいつもの食べ方よりは、パンに直接つける方がよく合うようだ。

子供の頃、口がゆがむほど酸っぱい夏みかんに、砂糖や塩をかけて食べた記憶があるが、大人になって酸っぱさに慣れたのか、甘夏が普及したからなのか、それほど酸っぱく思わなくなった。

これから暖かくなってくると、冷蔵庫で冷やした夏みかんは、なんとも言えず美味しい。野外で弁当を食べるときなどに、夏みかんがひとつあるだけで、喉の渇きが癒される。

Wikipediaの〈ナツミカン〉の項目では、江戸時代中期に、山口県の青海島に漂着した文旦系の柑橘の種を播き育てたのが起源らしい。甘夏は、枝変わりで、昭和40年代から普及してきたらしい。


このところ、いろいろな人からミカン類を頂いて、それを食べるのに忙しくて、お店に新しい種類を買いに行くチャンスを逸していた。そろそろ、新しいものを“仕入れ”に行きたいと思っている。


(2013/04/29 追記):紅甘夏の記事を書いてみると、上で取り上げた夏みかんは、どうやら甘夏(カワノナツダイダイ - Wikipedia)だと思える。本来の夏みかんは、もうひと回り大きくて、外皮の色が薄くて、皮も分厚いもののようだ。夏みかんが出てくれば、また別記事で取り上げたい。